
神奈川大会で唯一の高校生チームとしての参加となった『FCC』大学生チームの中に交じっての今大会は最下位と残念な結果となってしまったが、高校1年生のチームがピッチで見せると直向きさがとても印象的なチームだった。
「チームは中学校の友達が主なメンバーですね。サッカー経験者のほうが少ないです。上も目指して活動したいんですけど…まだ微妙なとこっすね」と西キャプテン(写真前列中央)は緊張気味にチームを紹介してくれた。そのキャプテンがチームの中心として認める関根選手(写真前列右から2番目)は意気込みをこう語ってくれた「僕は部活の練習でこっちの練習にあまり来れなかったんですけど、それでも試合に出させてくれる仲間がいるからその仲間たちと協力して決勝大会へ進みたいと思います。しっかりと声を出して皆を盛り上げていきます」。
『FCC』の大学生への挑戦ともいえる大会が始まった。当然体格差で劣ってしまう分、試合では運動量で勝負といったところか、関根とセネガル人ハーフのディウフ(写真前列右端)が相手ペナルティエリア付近からボールマンを追い回す。ボールを奪うとすかさずボールは前へと、ディウフのトリッキーな個人技を繰り出す一対一、関根の緩急を付けたドリブル、そして西の力強いドリブルからのシュートなど相手ゴールを脅かすもなかなかゴールは割れない。やはりあと一歩のところをパワーや体格差で負けてしまう。そして前掛かりになったところで逆襲を許してしまい失点を重ねるシーンがこの日は目立っていた。その結果、得失点差−18、勝ち点0という悔しい成績となってしまった。
西は大会終了後に「悔しいです。来年も機会があれば是非参加してリベンジをしたいです」と最初のコメントを貰った時の緊張した面持ちとは違い下を向きながら一言答えて、そのままクラブハウスへ入って行った。活動開始してまだ2か月足らず、今後もこのような厳しい結果が出る事も多々あるだろう。しかし、その分良い結果が出た時には格段の喜びが待っているはずだ。その喜びへ辿り着けるまでメンバー同士の思いやりを持ってチームの活動を続けて、ここ中山で一回り大きくなった彼らを見たいものだ。