フットサル日本代表戦記②

komori_daihyo.jpg初合宿には18人が招集された。メンバーは昨年のフットサルW杯に出場した数名以外は「新世代」。ミゲルは昨季まで監督をしていたスペインリーグのカハ・セゴビアでも若手を発掘し戦力化していく優れた手腕を持っているのだ。(昨年も主力で活躍していた中に17歳がいた!)本格的・継続的なレベルアップを図る上で重要なポイントだ。目標は短期的成果ではなく、本格的な取り組みには時間を要すからだ。ミゲルが掲げる日本代表の目指すスタイルは「フットサルの魅力が存分に展開される」ゲーム。具体的には①積極的にボールを取りにいく「プレス」②相手ゴールに迫る「垂直方向へ」ボールを運ぶ攻撃③相手を脅かすセットプレーという3点に要約され、その中で「勝利」を目指すのだ。ただ日本代表がこれを海外のチーム相手に展開できるようになるのは容易ではない。このスタイルを貫くには選手各自がピッチで起こっている現象を的確に素早く読み取る力が必要だ。ところがその認知力と判断力が日本の大きな課題になって久しい。簡単にいえばつい思わずというプレーが海外一流レベルと比較すると非常に多い。存分にプレーを楽しむべき子供時代の、その次の段階で十分に頭を使って楽しむ習慣ができていないのかもしれない。逆に外国の選手に比べ日本選手は身体的に非常に素早く器用、精神的に勤勉で団結力があるというのが多くの識者の見方だ。ミゲルも来日後、選手達だけでなくメディアや地域の指導者と話をする機会を利用してその気づきを活かす発想を伝えようと動き始めている。

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このページは、J-フロンテッジフットボールスクールが2009年7月16日 17:06に書いたブログ記事です。

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