皆さんは「練習」と聞いてイメージするのはどんなものだろう?代表チームでは前提として日本を代表する立場として、いかに大会のための最善の準備ができるかを究極的に突き詰める義務がある。そうなるとその練習もどこまでリアルな(=実際のゲームに近い)活動ができるか、そして全員が心理的にも一つになれるかがテーマとなる。監督はそのために目指すべきチームのあり方を伝え、伝え方の工夫をこらす。こう書くと堅苦しい印象を与えるが、選手も監督も皆普通の人間だ。飽きるし疲れるし緊張感を維持する限界もある。だからリラックスしたり遊んだりを織り交ぜる。こう考えると日本代表でもJ‐フロンテッジのスクールでも実は同じなんだと感じるのだ。毎回の練習を少しでも楽しくて良い活動にしよう、うまくなりたいと思う皆とコーチが協力して、いい「場」にするという仕組みだ。ミゲルも「自分は魔術師ではない。皆と協力して時間をかけて変化を起こしたい」と口にする。スクールのコーチもまったく同じで、コーチが一方的に作る時間というのは存在しない。スクールとして、コーチとしてベストを尽くす義務はもちろんあるが、その時間を本当に良いものにするには皆の意志がカギをにぎる。自分でするプレーは自分で考えるしかない。その瞬間、パスなのかシュートなのか、ボールを取りに足をだすかは選手自身だ。フットボールの練習は勉強とは違って言われたことをしていれば良くなる、ということはない。皆も自分で考えてプレーしよう。上手になるし、もっと面白くなるはずだから。
2009年7月アーカイブ
J-フロンテッジでは「指導メソッドの普及」と「地域サッカー発展への貢献」を目的とし、「コーチングクリニック」をスクールのある各地で実施しています。コーチングクリニックとは指導者講習会のようなものです。実技を中心にスペインサッカー協会の指導理論に則ったメソッドを説明しながら実際に参加者の方に身体を動かしてもらい、『決断力と技術を兼ね備えた選手の育成方法』を体感していただいています。こちらから伝えるだけの一方向ではなく、参加者の方も意見がだせる双方向のコミュニケーションとなるよう配慮して進めています。また、年に数回、スペインから著名なコーチを招いてJ-フロンテッジのコーチングスタッフ向けに研修を行っていますが、このコーチングクリニックでは、そこから得た情報も反映させて、地域への情報発信に取組んでいます。過去10回の実施で約250人、地域少年団指導者やスクール生の保護者様など多くの方にご参加いただきました。中には千葉県や新潟県からJ-フロンテッジの評判を聞きつけ、参加してくれた方もいました。J-フロンテッジでは、スクールのある各地域において地域少年団・家庭・小学校と連携をとり、地域一体となって未来のある子供たちを育成していきたいと考え、コーチングクリニックを開催しています。今後、池袋でも11月29日(日)で開催が決定しています。一人でも多くの地域の指導者や保護者様にご参加いただき、地域サッカー発展に貢献していきたいと考えています。報告者:細川(J-フロンテッジセンター)
イタリア・セリエAカターニャ所属の森本貴幸選手がJ-フロンテッジフットボールスクール嶮山で、トップアスリートのサポートを行うワイズアスリートサポート代表の山本晃永氏とシーズンオフを利用しての自主トレーニングを行いました。トレーニング終了後、J-フロンテッジ嶮山の神田コーチが森本選手に突撃インタビュー!(快く受けてくれた森本選手に感謝!)
神:子供の頃、どんな練習をしていましたか?
森:基本技術と点を取るためのシュート練習を沢山行いました。
神:少年時代に言われたコーチの印象的な言葉は?
森:「両親を大事に、そして感謝しなさい」と言われ続けました。今でも意識しています。
神:子供の頃にやっておけば良かったと感じることは何ですか?
森:技術が身につく子供時代に足元の技術をもっと練習しておけばよかったと思います。特に自分はドリブルで突破する練習をもっとしていれば今よりももっとできたかな。
神:J-フロンテッジには「フットサルからサッカーへ」という哲学があります。幼少期にフットサルを行うことについてどう考えますか?
森:スペインやブラジルなど強豪国は、幼少期からフットサルを始めているので、自分も周りからフットサルをやるように勧められていました。フットサルで身につく足元の技術や状況判断は、サッカーでも100%活きると思うので幼少期にはフットサルをやるべきですね。
神:世界で感じたフットサル経験選手とそうでない選手との違いは?
森:フットサル経験選手は足元の技術がうまい。プレッシャーがきても落ち着いてできていますね。
神:最後にJ-フロンテッジの子供たちへメッセージをお願いします。
森:ライバルに負けないようサッカーを楽しんでください!
神:世界のトップを知る貴重な体験談を聞くことができました。みんなも森本選手を応援しましょう!
2009年6月、J-フロンテッジ本部の小森が日本サッカー協会の任命を受け、フットサル日本代表コーチ兼通訳に就任しました。代表監督はJ-フロンテッジテクニカルディレクターであるハビエル・ロサーノ氏の愛弟子であるミゲル・ロドリゴ氏です。氏の就任はフットサルの世界的権威であるハビエル・ロサーノ氏の推薦によるもので、最先端のスペイン流を熟知しているJ-フロンテッジの活動が評価されたとも言えます。(その代表の活動については、本誌でも連載中)
そのミゲル氏が代表の活動のないオフを利用して、日本の育成年代の様子を見るために、J-フロンテッジフットボールスクール渋谷を訪問してくれました。子供たちは代表監督であるミゲル氏のことをよく知らず、「代表監督」と聞いて初めて驚きの表情を浮かべていました。緊張気味の子供たちに対して、子供好きなミゲル監督は、優しく一人ひとりに声をかけていました。
「良い選手になるには、たくさん練習して、それと同じくらい勉強もたくさんするんだよ。スペインでは一定の成績をとらないと練習に参加できないんだ。フットサルは頭と足でプレーするでしょ?たくさん練習して、たくさん勉強しないとね。」
スクールでは勉強を教えることはできませんが、こころを育むプロジェクトなどで心を鍛え、サッカーだけでなく、勉強にも前向きに取り組める姿勢も育てられるよう導いていきたいと思います。突然の代表監督の来訪は、子供たちにとって大きな刺激になったはずです。
初合宿には18人が招集された。メンバーは昨年のフットサルW杯に出場した数名以外は「新世代」。ミゲルは昨季まで監督をしていたスペインリーグのカハ・セゴビアでも若手を発掘し戦力化していく優れた手腕を持っているのだ。(昨年も主力で活躍していた中に17歳がいた!)本格的・継続的なレベルアップを図る上で重要なポイントだ。目標は短期的成果ではなく、本格的な取り組みには時間を要すからだ。ミゲルが掲げる日本代表の目指すスタイルは「フットサルの魅力が存分に展開される」ゲーム。具体的には①積極的にボールを取りにいく「プレス」②相手ゴールに迫る「垂直方向へ」ボールを運ぶ攻撃③相手を脅かすセットプレーという3点に要約され、その中で「勝利」を目指すのだ。ただ日本代表がこれを海外のチーム相手に展開できるようになるのは容易ではない。このスタイルを貫くには選手各自がピッチで起こっている現象を的確に素早く読み取る力が必要だ。ところがその認知力と判断力が日本の大きな課題になって久しい。簡単にいえばつい思わずというプレーが海外一流レベルと比較すると非常に多い。存分にプレーを楽しむべき子供時代の、その次の段階で十分に頭を使って楽しむ習慣ができていないのかもしれない。逆に外国の選手に比べ日本選手は身体的に非常に素早く器用、精神的に勤勉で団結力があるというのが多くの識者の見方だ。ミゲルも来日後、選手達だけでなくメディアや地域の指導者と話をする機会を利用してその気づきを活かす発想を伝えようと動き始めている。
今回は、J-フロンテッジフットボールスクールリーヴ北戸田を特集します。スクールに通っている子供達は、男の子・女の子・プレーするのが初めての子・サッカーを楽しみたい子・レイエスクラス(選抜クラス)のように、より高いレベルでプレーしたい子など様々です。そんな色々な子供達が共にボールを追いかけ、楽しみながら上達しています。ここで、スクールに通う2年生にインタビューしてみました。
コーチ:スクールに入ったきっかけは?
母:兄が先に通っていて、その様子を見ていた本人がやりたいと言ったことや、小さい頃から始めた方が良いと思ったので。
コーチ:スクールはどう?楽しい?
子:楽しい!試合やシュートを決めた時などは最高!
コーチ:スクールに通ってどんなところが上手になった?
子:速いドリブルや相手を見ながらプレーできるようになった!
コーチ:スクールに通ってお子様に変化はありましたか?
母:怠け癖や諦めることが少なくなりました。今はサッカーが楽しくて仕方ない様子です。色々な練習でのルールがわかるようになり、とても楽しく取り組めているようです。
コーチ:スクールについてはどうですか?
母:所属する地域少年団では昼間の暑さなど厳しい中での実践があり、スクールでは楽しくプレーすることができます。また専門的に個別指導をしてもらえるのもプラスですね。
コーチ:ありがとうございました。様々な子供たちが集まるJ-フロンテッジフットボールスクールでは、自主性や協調性などサッカーというスポーツを通じて「人間としての成長」を第一に考え指導しています。男女・経験を問わず楽しく充実した練習に取り組める環境がここにあります。興味のある方には無料体験も可能です。また、より高いレベルをお求めの方は、レイエスクラスに挑戦も可能!お気軽にお問合せください。