県リーグ所属の選手を中心に結成された岡山県選抜チームは長野オープン初出場!
県外のチームと試合をする機会は殆どないという岡山の選手たち。岡山県1部リーグ『KUMW(川崎医療福祉大学フットサル部)』の選手が6人入っていましたが、このKUMWは2009年度大学フットサル大会で全国3位という好成績を収めています。
■vs富山県選抜 2-0
■vs神奈川県選抜 4-2

岡山県選抜・4番・中内雄太選手。神奈川に先制点を許したものの、個人技からDF・GKを交わしゴールを決める
Fリーガー擁する神奈川から4番・中内雄太選手が4点をあげた
岡山県選抜のエースストライカー、3番・神谷智史選手。大会5試合で6得点の活躍を見せる!
現役Fリーガーを擁する神奈川選抜に勝利した岡山選抜!おそらくこの試合結果は今大会1番のサプライズだったでしょう。
神奈川県選抜はゴレイロの正野屋選手も使ってパスを回し、良いリズムを作っていましたが・・・後半、ファール数が嵩んでゆき、自滅とも言える結末。
この試合、勝利の立役者は神奈川選抜相手に一人で4得点を挙げた岡山選抜4番・中内雄太選手!サイドのドリブル突破、ゴール前での個人技、お見事でした。そして、PKのチャンスも確実に決めての4得点!
■vs長野県選抜 3-3
中心選手の中内選手を温存した長野戦、3-3の引き分けに終わる
■準々決勝 vs大阪府選抜 2-3
1人しかいないGKが退場となった為、急遽GKのポジションに入った18番・西村大紀選手
1名しか連れてきていないゴレイロの退場で、急遽FPの18番・西村選手がゴレイロ役に。全くやったことの無いゴレイロに戸惑い、マイボールでもゴールに張り付いていた西村選手。しかし、タイムアウト後には修正しボール回しにも参加。想定外のパワープレーから岡山選抜が1得点。大阪とのレベルの差を見せ付けられた試合でしたが、強敵との対戦でのゴレイロ退場というハプニングは、ある意味大きな経験となったことでしょう。
■3位決定戦 vs愛知県選抜 5-3
監督やコーチからのアドバイスを受けつつ、選手が主体となって作戦を考えていた岡山県選抜
GK不在の状態で臨んだ3位決定戦。パワープレーが面白いように嵌り、愛知選抜を5-3で下す!
3位決定戦でもFPの西村選手がゴレイロに。「絶対に打たせるな!」と、ゴール前で今まで以上に身体を張る選手の姿が見られました。ゴレイロの不在で、チームの団結力が今まで以上に増したように思えます。驚くほどの短時間で西村選手はゴレイロ役に順応し、チームとしてもパワープレーが機能しはじめ・・・・3-5で愛知県選抜を下しました!
試合後、3位の表彰状を手に記念撮影
3日間での5試合、運よく岡山県選抜の試合は全て見ることが出来ました。全試合を見させていただいて強く感じたのは「チームの成長」。
他のチームと異なり、ゲームの組み立てなども選手が中心となって1人1人が真剣に考えていました。彼らにやれることの選択肢・引き出しは他のチームに比べてそう多くはなかったはずですが、普通1・2回やってダメだったら諦めるようなところでも、成功するまで辛抱強くやっていました。精神的に折れないところが彼らのストロングポイントだったのかもしれません。そして、優勝候補の神奈川県選抜に勝利したことで「全国でも俺たちはやれる!」という自信をつけた選手たち。
強敵との対戦でゴレイロの退場・不在という危機も乗り越え、 初出場ながら最終結果は見事に3位!!
選抜としての練習は僅かに1回だけだった彼らは、試合の中でたくさんの事を経験し、順応し、そして大きな成長を遂げました!

「予算が無いので叶わなかったが、本当はもっとたくさんの選手を連れて来たかった」と言っていた大塚監督。
■岡山県選抜・大塚英明監督のコメント
20~21歳くらいの若い世代の育成や経験を積ませる目的で、今回はじめて大会に参加しました。岡山から車で7時間かけての長野入りです。予算が無いので叶いませんでしたが、本当はもっとたくさんの選手を連れて来たかったですね・・・。選抜チームとしての練習は1回しかしていません。県内ではボールを蹴れる場所が少なく、体育館が使えないことも多いんですよ。
この大会は、選手共々本当に良い経験になりました。今年は、たまたま良い結果で帰ることができましたが、また来年、練習は増やしてチャレンジャーとして参加したいと思います! ちなみに帰りは約11時間かかりました・・・・。
■岡山県選抜4番・中内雄太選手のコメント
この選抜ではチームの中心的役割を担っているので、常に盛り上げながらやっていました! 神奈川戦には殆どの時間出ていましたね。この試合を取れれば絶対に3日目に繋がるはずだから、兎に角頑張ろうと。試合中は本当に楽しかったので、出ずっぱりでも辛くはなかったです。
去年まで岡山この大会に参加していなくて、今回が初参加です。Fリーグの選手や色々な地域のチームとの対戦が楽しみでワクワクしていました。実際に対戦してみて面白かったですし、普段他県のチームと試合が出来る機会というのが殆ど無いので、そういう人たちともっとたくさん対戦してみたいなと思いました。
神奈川戦は4-2で勝ちましたが、チームとしての課題の残る試合でした。向こうはチームとしてのボール回しのやり方をたくさん持っていましたね。うちはハイプレスをかけられたらそれに対する回避方法が一つも無くて、個人能力でキープするしか手立てがありませんでした。結局それで勝てたから良かったですけど。個の力で勝つだけじゃなく、チームとしてパス回しもきちんと出来るようになれば、このチームはもっと強くなれると思うので、そういうところを練習して磨いていきたいと思います!
この大会で得た経験を地元岡山に持ち帰り、県全体のフットサルを活発にし盛り上げていけたらいいなと思います。