新聞の最新情報バックナンバープリント 東京フットガールズ2011年1月25日(火曜日)

東京フットガールズ

  • 125日 火曜日
■発行・編集:株式会社スポーツリンクアンドシェア

10/24(土)東京都内の体育館で日本女子フットサル代表と東京都選抜が練習試合を行ないました。日本女子代表は第3回アジアインドアゲームズを控えており先日代表メンバーが発表されたばかり。都内で合宿を行う日程の中で、体育館の確保、東京都選抜の選出など関係者の尽力でこの練習試合が組まれた模様。東京都選抜と言えば今年行なわれた全日本女子選抜大会でも準優勝を収める強豪。さらに東京都女子リーグには全国的にも実績を持つ強豪チームが在籍する。間違いなく日本で最もレベルの高い女子フットサルの対戦と言っても過言ではない。

 

今回東京都選抜はFUN、うー魚、CAFURINGA、ペスカドーラ町田、Forest ANNEX、府中アスレティック等から選出。あらかじめアナウンスしていなかったにも関わらず、観客席には選手関係者らが駆けつけ日本最高峰の選手達の試合を見たい、そしてアジアインドアゲームズへ挑む日本女子代表へのエールを送りたいという熱気に包まれていた。特に日本代表を応援するサポーター「poeira」も駆けつけ、ダンマクや日の丸を会場に掲げ、盛り上がりに一役買っていた。

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-本日の試合の印象は?

今までの合宿はどちらかというと代表選考に比重が置かれており、コンビネーションを磨くところまでいけなかったので実戦を行なってバグを発見したかった。見ての通りセットも固定されていないが、ある程度ボールへ行く人、後ろで捌く人、サイドで仕掛ける人などのポジションは大体決まってきた。ディフェンスは男子でミゲル(ミゲル・ロドリゴ日本代表監督)がやっているように前2人で積極的にボールにアプローチさせるスタイル。前からプレスを行って相手の攻撃をコントロールしたかった。逆に合宿では前からのプレスしか練習していいなかったので失点のシーンのように一旦引いて守ろうとした時に中途半端になってしまった。しかしひとつのバグが発見できたのも収穫と言える。

攻撃面では短いパスを正確につないで1対1の場面を作ろうと指示していた。更にもう少し守備を引き出せると裏のスペースも使えるのだが、今日はその場面をなかなか作れなかった。その為、後半はピヴォ当てもトライしたが、まだ熟成不足である事は確か。この辺りも残りの日程で精度を高めて生きたい。

 

-今回の代表選考の基準は?

メンバー選考についてはご存知の通り今年3月に行なわれた全国女子選抜フットサル大会で主にフットサルをきちんと行なっている選手という点に重点を置いて地域を考慮せずに選考を行なった。この大会は地域の優秀な選手が一同に介する大会でチーム単位だと良い選手が埋もれたままになってしまうので非常にありがたかった。このような大会はアジアの他の地域でも無いだろうし非常に意義のある大会だと思う。

 

-今日は観客がたくさん来ていたが

事前に告知する事はしなかったが非常に多くの観客が来てくれて関心の高さが伺えた。何とか壮行試合をしてあげたいと協会と交渉していて何とか練習試合という形で東京都選抜と実戦の場を作る事ができた。定期的な大会が男子に比べて少ないという事もあるが、今後も日本女子代表の活動を増やしたい。これは結果を出す事で次に繋がるはずなので目標はあくまでも2連覇。実際に2年前に始めて女子代表ができてアジアインドアゲームズ優勝という結果を出した事もあり、日本サッカー協会副会長の大仁さんが女子のサポートにも熱心でいてくださっている。また2005年のFIFAカンファレンスでも女子のフットボールを盛り上げようという声も出ていて女子フットサルには追い風である事は間違いない。実際に今回高校生の横山選手を選出し今後女子サッカーからもフットサルへという大きな道標になる可能性もある。これからもっと女子フットサルを盛り上げて行きたい。

 

-アジアインドアゲームズへの意気込みは

先程も言ったように女子の環境を良くして行く為にもとにかく2連覇という「結果」を残したい。優勝を勝ちとれるよう頑張ります。

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日本女子代表 2-1 東京都選抜

得点者:前半⑦高橋選手(日本)、⑤藤田選手(日本)、

     後半⑭小野選手(東京)

 

日本代表先発メンバーはGK⑫本多選手(浦安)、②宮川選手(峰)、⑤藤田選手(府中)、⑥宇津木選手(FUN)、⑭吉川選手(浦安)の5選手。対 する東京都選抜はGK①森選手(町田)、④賀川選手(FUN)、⑨四宮選手(FUN)、⑭小野選手(FUN)、⑮小出選手(FUN)とフィールドプレイ ヤーをFUN所属の4選手で固めてきた。立ち上がりはコンビネーションに勝る東京都選抜がチャンスを作り出しベンチと共に盛り上がる。一方の日本女子代表 は⑤藤田選手をフィクソにしてアラに位置する⑥宮川選手、⑥宇津木選手とパス交換をしてリズムを作ろうとする。少し押し込まれ気味だった日本女子代表も5 分過ぎ辺りから徐々に効果的なパスが繋がり始める。中盤、東京都選抜はカウンター主体でサイドでドリブル突破しシュートまで持ち込む。勢いがあるように見 えていたのは東京都選抜だったが、日本女子代表⑤藤田選手のトゥーキック気味のシュートがクロスバーを直撃し会場がどよめいた後に先制点は生まれた。前半 12分こぼれ球を⑦高橋選手(FUN)がペナルティエリア外から豪快に振りぬいてゴールネットを揺らした。2点目もコーナー付近でボールキープしていた東 京都選抜がボールをつつかれペナルティマーク付近に。そのボールを⑤藤田選手がシュートし追加点。いずれもクリアミスやボールキープからのこぼれ球という 事で東京都選抜としては悔やまれる失点だった。

全体的に日本女子代表は攻撃面ではあまり無理なパスを出さずしっかりとボールをキープし守備 面では日本女子代表監督の中村監督が時折前からのプレスを指示しアグレッシブに前プレを行っていた。前半を通じて目に留まったのは日本女子代表⑧井野選手 (arco)。体の入れ方や足裏でのボールの扱いなど非凡な才能を持っておりもっともっと勝負しても良いのではと思う選手だった。

 

後 半も前半同様の戦い方を継続。東京都選抜は引いた形からカウンターで日本女子代表は前からプレスをかけてボールを奪ってからは大事に繋いで攻撃の糸口を見 出そうとしていた。後半も中盤に差し掛かったあたりから日本女子代表はやや引き気味に守備ラインを引きはじめた。落ち着いてボールを回し始めた東京都選抜 はサイの形で⑭小野選手がアラの位置からペナルティエリア付近に侵入。守備の受け渡しの瞬間にフィクソがやや浮き球のパスを供給。ディフェンスが寄せきる 前に絶妙なトラップで反転し右足一閃、ボールはゴールに突き刺さった。俄然盛り上がる東京都選抜は勢いに乗ってFUNのメンバーを中心に攻撃に転ずるが日 本女子代表も後半から登場のGK神原(高知JFC)を中心に踏みとどまる。反対に前がかりになる東京都選抜に対して日本女子代表はパラレラやピヴォ当てを 多用して前線にボールを供給。怒涛の攻撃も後半からゴールマウスを守る⑫手塚選手(FUN)がファインセーブを見せて追加点を許さない。40m×20mの 広いピッチで激しく体と意地をぶつけ合った試合はあっという間にタイムアップ。もっと見たかったというのが観客の共通の意見だったろう。それでも両チーム の選手達に大きな拍手が送られた。

 

試合終了後日本女子代表のキャプテン⑤藤田選手から会場に来てくれた観客へ挨拶があっ た。独特の照れ臭そうな口調だったが、「結果を出します」と強い口調で言い切った。会場からまたも大きな拍手が。是非遠くベトナムの地で奮戦し宣言どおり 結果を出して欲しい。まだまだ歩き出したばかりの日本女子フットサル界の為にも。

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今年の3月に行なわれたトリムカップ2009第1回全国女子選抜フットサル大会では準優勝という成績を残した東京都選抜。しかし選手やスタッフの間では準優勝を喜びより優勝を逃したという気持ちが強かったようだ。悔しい思いをしたメンバーは既に次回のトリムカップを見据えている。監督も前回に引き続き石森監督が内定している様子。この石森監督は今回の日本女子代表のコーチでもあり、本来であれば日本女子代表側のベンチにいる予定ではあったが、諸事情により今回は東京都選抜のベンチで指揮を取った。石森監督も前回のトリムカップでは悔しい思いをしたが、主要メンバーから次回も一緒に戦って優勝の喜びを分かち合いたいという強いラブコールもあったようだ。

 

今回選出されたメンバーでは練習する機会もなく、初めて東京都選抜に選ばれた選手も少なくない。それでもFUNから選出されたメンバーを中心に個人個人の能力は非常に高い。どのようにまとめ、チームとして作り上げていくのか非常に楽しみだ。普段から一緒に活動している事も多く、非常に仲が良いように感じる。今日も日本女子代表を何とか食ってやろうと並々ならぬ闘志を店ながらそして楽しみながら試合をしていた事はととても印象的だった。本格的な活動は代表組が帰国してからになるだろうが、関東大会、そして全国大会で戦うであろう東京都選抜、非常に楽しみである。

そして急ではあったものの日本女子代表の為に集まった選手、スタッフ、関係者の皆様に感謝すると共に労をねぎらいたいと思います。

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監 督

中村 恭平  NAKAMURA Kyohei
【府中アスレティックFC】

コーチ

石森 由紀  ISHIMORI Yuki 
【東京都フットサル連盟】

選 手

Pos.  氏名  英字表記  
生年月日  身長  体重  所属

GK

本多 さかえ  HONDA Sakae 
1975.01.24 162cm 53kg Bardral浦安Las Bonitas

神原 静香  KANBARA Shizuka 
1987.01.14 163cm 56kg 高知JFC.ROSA

FP

高橋 唯  TAKAHASHI Yui 
1976.01.28 152cm 51kg ファンフットサルクラブレディース

宇津木 みる  UTSUGI Miru 
1976.02.27 157cm 47kg ファンフットサルクラブレディース

小櫻 由稀  KOZAKURA Yuuki 
1976.03.30 163cm 55kg うー魚

藤田 安澄  FUJITA Azumi 
1978.09.30 160cm 47kg 府中アスレティックレディース

吉川 紗代  KIKKAWA Sayo 
1978.10.01 167cm 56kg Bardral浦安Las Bonitas

長嶋 舞  NAGASHIMA Mai 
1979.01.24 160cm 52kg MFP NICO COLORS

宮川 亮子  MIYAKAWA Ryoko 
1981.02.05 170cm 58kg Amaralo 峰FC

江口 なおみ  EGUCHI Naomi 
1982.09.18 164cm 50kg arco-iris

井野 美聡  INO Misato 
1984.03.21 160cm 55kg arco-iris

渡辺 夏奈  WATANABE Kana 
1984.07.28 159cm 52kg カフリンガボーイズ東久留米

中島 詩織  NAKAJIMA Shiori 
1988.07.12 171cm 57kg ファンフットサルクラブレディース

横山 純子  YOKOYAMA Junko 
1991.04.02 158cm 48kg うー魚

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