新聞の最新情報バックナンバープリント 東京フットガールズ2011年1月25日(火曜日)

東京フットガールズ

  • 125日 火曜日
■発行・編集:株式会社スポーツリンクアンドシェア

いよいよ第7回全日本女子フットサル選手権の東京都代表3チームが決定する予選最終日が7/17(日)駒沢屋内球技場で行われた。今日は準決勝と決勝、3位決定戦の合計4試合が行われ準決勝進出の4チームは2試合の内1試合でも勝てれば関東大会への進出が決定する。

 

<準決勝>

ファンレディース 5-2 カフリンガボーイズ東久留米

フォレストアネックス 4-4(PK4-5) う~魚

<3位決定戦>

カフリンガボーイズ東久留米 3-0 フォレストアネックス

<決勝戦>

ファンレディース 3-0 う~魚

 

この結果関東大会進出は

1位ファンレディース

2位う~魚

3位カフリンガボーイズ東久留米

以上の3チームが関東大会進出を決めた。

準決勝に残った4チームの内、残念ながら敗退となったのはフォレストアネックスだった。今年は経験豊富な選手の加入により東京都1部リーグ首位を走る勢いに乗ったチームだったが、東京都の壁は破れなかった。上位3チームはいずれも全国大会進出の経験のあるチーム。やはりフットサルにおいて経験というものはとても重要なものだろうか。

第1回から東京都代表チームが全日本フットサル選手権を制している。それが故に激戦地東京都を勝ち抜く事は非常に難しい。この3チームは関東大会でも中心となる存在とも言えるだろう。

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<準決勝②>

フォレストアネックス4-4(PK5-4) う~魚

 

関東大会進出に向けて意気上がるフォレストアネックスに対して昨年関東大会へ進出できなかったう~魚と対戦。東京都リーグでは首位を走るフォレストアネックスはリーグ戦での好調ぶりをこの大会でも持続している。この試合先制点を奪ったのはそのフォレストアネックスだった。前半5分ハーフタイム付近からキックインからフォレストアネックス⑮桑田選手が思い切り放ったシュートはそのまま糸を引くようにゴールへ吸い込まれていった。続いてすぐにフォレストアネックス⑦小川選手が相手陣内でボールを奪うと素早くシュートを放ちGKの股間を抜けてゴールが決まった。う~魚は直後にタイムアウトを取り、チームを落ち着かせる。これで落ち着きを取り戻したのかう~魚もすぐに反撃。再開のキックオフ直後の⑩見澤選手が前線でPivoとしてボールを受けると素早く左へ反転し右足でシュートを放つと逆サイドのネットに突き刺さった。これを機にう~魚が勢いを取り戻しディフェンスの裏を使う事でPivo当てが有効になり、徐々に攻勢に出る。9分にはディフェンスの裏を取り、GKとの1対1の決定機を迎えるがこれをフォレストアネックスGK②太田選手が素早くシュートコースを消し、決める事ができなかった。ピンチの後にチャンスあり、直後の10分フォレストアネックスはう~魚GKの4秒で間接フリーキックを得る。⑦小川選手が足裏で動かしたボールに23小櫻選手がトゥーキックで放ったシュートは低い弾道でゴールへ吸い込まれていった。

 

3-1フォレストアネックスのリードで迎えた後半1分、う~魚⑥松井選手のシュートがディフェンスに当たりオウンゴールで1点差とする。しかしすぐにフォレストアネックス23番小櫻選手が左サイドのキックインからの落としを豪快にけり込み再び2点差と突き放す。フォレストアネックスリードのまま試合が進むが、徐々にう~魚の攻撃がフォレストアネックスに襲いかかるが、GK②太田選手を中心に素早い寄せと組織的な守備でこれを跳ね返す。しかし猛暑の会場でやや出場選手に偏りがあるフォレストアネックスの一瞬の守備のほころびを突いてう~魚が1点を返す事に成功する。9分に右サイドのキックインからのシュートをファーサイドで③澤田選手がダイレクトのインサイドボレーで合わせた得点だった。残り約3分弱となってからは攻めるう~魚、守るフォレストアネックスにという構図が色濃くなる。耐えるフォレストアネックスにだったが、残り4秒ゴール前に蹴られたロビング気味のボールにゴール前でGK、う~魚の選手、フォレストアネックスの選手が交錯。GKがパンチングできたと思いきやボールを捕らえきれず不運にも自陣のゴールに飛んで行ってしまった。残り僅かな時間での同点に沸くう~魚、肩を落とすフォレストアネックス。

 

試合は延長戦は行わずにすぐにPK戦に突入。試合の勢いを持ち込めた形になったう~魚GK①松尾選手の2つのセーブでフォレストアネックスが勝利した。

フォレストアネックスは終了間際での失点が痛かった。延長戦があればまだ体勢を立て直す事もできたのだろうが、気分が切り替えできないままPK戦へ突入してしまった感があった。リーグ戦ではやや苦戦している様子が見られるう~魚だったが、ここ一番の戦いで勝負強さを見せて2年ぶりに関東大会への勝ち抜けを決めた。この日ベンチにはチーム創設メンバーの一人であった春日うつぎ氏が座りチームメイトを見守っていた事は大きな事だったはず。現役を引退しても尚、チームにとって影響力が強いのだと実感した試合でもあった。

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<準決勝①>

ファンレディース 5-2 カフリンガボーイズ東久留米

 

実はこの準決勝がファンレディースにとって今季公式戦初試合だった。民間大会などでは順調に結果を出し、全国大会等で厳しい試合を経験してはいるものの公式戦とはまた別物とも言える。果たして影響はあるのだろうか。立ち上げりからボールを支配するファンレディース(以下FUN)は前半4分CKから⑨四宮選手が決めて先制。更に6分に⑩中島選手のドリブルシュートで2点差とすると9分にも⑮小出選手が相手陣地でボールを奪うとすぐにシュートを放つとこれがゴールに吸い込まれ3-0と一気に点差を付けてカフリンガボーイズ東久留米(以下カフリンガ)を突き放す。カフリンガはなかなかFUN陣営に攻め込めず、GKからのロングスローやロングキックで一気にゴールを目指す場面が増える。これが功を奏したのか11分にカフリンガの3連続シュートが実り1点を返す。1本目はサイドポストに、2本目はクロスバーに当たり3本目を⑥高橋選手が押し込んだ。更に同じ11分に⑤中村選手が決めて1点差とした。前半終了間際にファンらしからぬ失点だった。

 

後半に入りGKは①手塚選手から②森選手へ交代。前半終了時の勢いのまま早く同点に追い付きたいカフリンガはプレッシャーを強める。さすがにFUNも狭いピッチではパスを回せない状況に陥った。しかし2分⑩中島選手が右サイドを突破し放ったシュートパスはカフリンガのディフェンスに当たりオウンゴールとなってしまった。更に3分にはコーナーキックから⑥宇津木選手が決めて3点差を取り戻した。この後はお互いにチャンスはあるものの点は動かずに膠着状態のままに刻々と時間が過ぎていき何か淡々とした感じで試合は終了した。ひょっとしたらカフリンガは試合の大勢が決まってからは「次の3位決定戦の為に」と気持ちを気鋭変えていたのかもしれない。FUNは初の公式戦の影響は全く見られず、決勝進出と共に関東大会出場を決めた。

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<決勝戦>

ファンレディース 3-0 う~魚

 

お互いに関東大会を決めた事もあるのかリラックスして試合に臨んでいるように見えた決勝戦。そのリラックスが試合に出たのか前半は淡々と試合が進み、お互いチャンスがない訳ではないのだが、決めきれずに0-0でハーフタイムを迎えた。

 

後半、両チーム共にGKを変えてきた。後半に入り気持ちを入れなおしたのかアグレッシブに攻撃をしはじめたファンレディースが(以下ファン)が後半2分に得意のシザースで右サイドを突破し右足のトゥーキックで放ったシュートが決まり待望の先制点を奪った。続いてファン⑮小出選手が決めて一気にペースを掴みファンのボールポゼッションが高まる。しばらく一進一退の状況が続くが、後半11分に⑪多々良選手が3点目を決めて勝負あり。東京都予選を優勝したのはファンレディースとなった。

 

試合も終わり、表彰式、写真撮影とすべての行事が終わった時にオスカー監督がある選手を呼んでベンチで話をしはじめた。この日ベンチ入りメンバーの中で唯一出場機会がなかった選手だった。以前よりオスカー監督は「全員で勝つフットサル」を目標としていると常々語っている。この選手に対して出場機会について話をしていたのだろうと勝手に解釈した。オスカー監督はまだまだファンを成長させようとしているようだ。

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<3位決定戦>

カフリンガボーイズ東久留米 3-0 フォレストアネックス

 

準決勝で敗れ、敗者復活戦という意味合いのある3位決定戦に挑む両チームだったが、フォレストアネックスが試合前から痛手を負っていた。チームの中心である⑦小川選手が累積警告で出場停止、更に松村監督が同日に開催されている関東リーグFIREFOXの試合へと会場を後にし阿部コーチが采配を振るう。しかしそれはカフリンガボーイズ東久留米(以下カフリンガ)も同様で垣本監督が関東リーグ出場で会場を後にし、橋田コーチが代わりに指揮を執った。

 

試合はカフリンガがやや優勢。強いフィジカルを生かして⑤中村選手が起点を作る事で攻撃を押し上げる事に成功していた。また前線からのプレッシャーでボールを奪い積極的にシュートへとつなげていった。フォレストアネックスは押し込まれるものの決定機を許さず、前線でキックインの機会があれば積極的にシュートを放って行った。ややカフリンガ押し気味の試合展開は前半8分にスコアが動く。キーパーのパンチングがこぼれた所を③小野選手が押し込みカフリンガが先制点を奪う。カフリンガの攻勢が目立ったまま前半が終了した。

 

後半に入り流れを変えたいフォレストアネックスだったが、パスがうまくつながらず攻撃が単調になってしまい攻撃の形がなかなかできない。何とか同点に追い付きたいもののカフリンガに押し込まれてシュートは打つもののなかなか決定機が作れない。そんな中、9分カフリンガがオウンゴールで2点差とした。その後必死に攻撃をしかけるフォレストアネックスだったが、残り29秒にカフリンガGK⑭渡辺選手のゴールスローを⑤中村選手がバックヘッドで加点しダメ押し点を決めた。3-0のスコアでカフリンガが残り1枚の関東大会への切符を手に入れた。

 

カフリンガは狭いピッチで強靭なフィジカルを生かしてフォレストアネックスを圧倒した。昨季はAventuraへ移籍した渡辺選手が目立つ存在だったが、今年はチーム全体がレベルアップしている気がする。もっか東京都1部の首位となっているフォレストアネックスを倒した事もあり、リーグ戦でも有力な優勝候補と言えるだろう。

フォレストアネックスはやはり⑦小川選手のサスペンドが影響したのかもしれない。普段アラで仕掛けるタイプの23番小櫻選手、⑯藤井選手、⑧夏迫選手等がフィクソの位置にいる事で攻撃の厚みが出せなかった事も大きかっただろう。それほどにフォレストアネックスにとっては小川選手は大きな存在とも言える。それと昨年に比べて出場選手が偏る傾向がある。これは怪我や様々な影響で出場可能な選手自体が少なくなっている印象があった。これはどこのチームにも言える事だろうが選手層は悩みの種とも言える。しかし今回の敗戦で関東への気持ちはより強くなった事は確かなはず。東京都リーグへ気持ちを切り替える事が必要だろう。

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