新聞の最新情報バックナンバープリント 東京フットガールズ2009年11月14日(土曜日)

東京フットガールズ

  • 1114日 土曜日
■発行・編集:株式会社スポーツリンクアンドシェア

2009年11月14日、都内体育館にて東京都フットサルリーグ1部の最終節が開催された。日本代表選手の凱旋という事もあり、また体育館を半分にして2部リーグも開催された事もあり、観客席はとても賑わっていた。

既にFUN Ladiesの優勝が決まっているものの、降格争いのグレートガールズとthe sunkisstの直接対決が行なわれる。本来最下位は自動降格だが、関東女子フットサルリーグにFUNが参加する事になれば自動降格が逃れる可能性もある。

 

<試合結果>

the sunkisst 4-0 グレートガールズ

FUN Ladies 2-0 うー魚

Forest ANNEX 2-1 Fuchu Athletic Ladies

 

FUN Ladiesが全勝優勝を達成しthe sunkisstは7位を確保。来季は噂どおりFUNが東京都リーグから抜けるのか。となるとうー魚を筆頭にして混戦模様になる事が予想されます。2部からの昇格チームはどこになるのか。新しい面子となる来季の東京都リーグに期待したい。

最終順位表

順位
チーム

勝点

試合数

得点

失点

得失点

1

FUN Ladies 21 7 7 0 0 34 3 31

2

うー魚 13 7 4 2 1 42 11 31

3

Forest ANNEX 12 7 4 3 0 16 9 7

4

ASV PESCADOLAMACHIDABailarinas 11 7 3 2 2 17 10 7

5

CAFURINGA BOYS東久留米 10 7 3 3 1 20 12 8

6

Fuchu Athletic Ladies 8 7 2 3 2 16 16 0

7

the sunkisst 5 7 1 4 2 7 20 -13

8

グレートガールズ 0 7 0 7 0 6 77 -71

FUN Ladies 2-0 うー魚

 

この試合、両チームには第3回アジアインドアゲームズで2連覇を果たした日本女子フットサル代表が多数おり、優勝を祝う意味で観客席に「PRIDE in BLUE」のダンマクも掲げられた。FUNからの選出の⑥宇津木選手、⑦高橋選手、⑩中島選手はベンチ入りしたが、うー魚は23番小櫻選手のみで残念ながら⑦横山選手はベンチに姿はなかった。しかしうー魚はしばらく怪我の治療で戦線から離脱していた⑩見澤選手が久々のベンチ入り。Pivoの位置でのボールキープが巧みな⑩見澤選手の復帰で攻撃の糸口を見つけたいところ。

試合序盤はFUNがペースを掴む。しかし本日は体育館を2つコートを作成。そのような事情もありピッチが狭くうー魚の寄せも早い事もあり、シュートまで持っていってもブロックされてしまう場面を繰り返す。前半8分FUN⑦高橋選手のシュートが決まったかに見えたがその前にファールがあったとされ幻のゴールとなってしまった。両チームベンチも含めて気合の入った戦いはあっという間に過ぎ前半を終了した。ちなみに隣のコートは東京都女子フットサルリーグ2部が同時に進行していた。1部はプレイングで12分、2部はプレイングで10分であったが、前半残り1秒でうー魚がタイムアウトを取るまではほぼ残り時間は同じだった。どれだけ両チームが狭いコートの中でもボールを繋いでいたかが分かる。

後半に入り試合が動いた。後半3分右サイド突破したFUN④賀川選手が折り返した強いパスを⑭小野選手が体に当ててゴールへ押し込んだ。続く後半4分も左サイドをFUN⑦高橋選手が突破し⑨四宮選手がファー再度で確実にゴールを決めた。後がなくなったうー魚は⑩見澤選手を使ったPivo当て、更には22番槙選手のドリブル突破にて攻撃を作り出すが、後一歩のところでFUNの守備網を破れずに得点を挙げる事は事はできなかった。

FUN Ldiesは7回の内5度の優勝を経験。その内全勝優勝3回、無敗2回と他を寄せ付けない強さを見せている。強豪ひしめく東京都でこの結果は本当に価値ある実績と言える。さて来年は関東女子フットサルリーグに戦いの場を変えてしまうのだろうか。東京都リーグで見れないのは寂しい事ではあるが、地域的な発展も考慮するとFUNのフットサルを関東地域に広く見せ付ける事も必要な事だろう。どのステージに立ったとしてもFUNらしい魅力あるフットサルを見せて欲しい。

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1部 the sunkisst 4-0 グレートガールズ

 

7位以下が確定している両チーム。得失点差では57点という差があるものの勝ち点2差である為、グレートガールズが勝利すれば7位を確保できる。グレートガールズはベンチに入りメンバー9人といつもより多め。しかも本職のGKもベンチ入りし気合いが入っている。一方のsunkisstもGK2名のフィールドプレイヤー7名の9名。引き分け以上でも良いsunkisstは先制点を取って楽になりたい。

試合は立ち上がりからsunkisstがボールを支配。いつものようにシンプルな形で積極的にシュートを狙う。利き足ではない左足でもインステップでシュートを打てる選手も多く左右どちらからのキックインからでもシュートが打てるのはsunkisstの強みでもある。しかしこの日のグレートガールズのGKは当たっていた。恵まれた体を駆使して決定的なシュートに体を投げ出して防いだ。普段サッカーを主な主戦場としているのかゴールクリアランスをキックしてしまったのは愛嬌だろう。対するグレートガールズはゴールキーパーからのスローイングやロングキックで前線へボールを供給しこぼれ球を押し込もうとするいつもの戦法だ。しかしスコアを動かしたのはやはりsunkisstだった。前半10分ゴール前の混戦を②松本選手が押し込んで先制点を挙げた。苦しくなったグレートガールズだが、前半は何とか1点に抑えてハーフタイムを迎えた。

後半に杯ってもsunkisstの攻勢は続き後半4分に⑰久保田選手が、後半7分に⑭田口選手がゴールを挙げて試合は決まってしまった。残り1分にも⑲久保田選手がダメ押しゴールを決めて4-0のスコアで試合終了。sunkisstが7位を確保した。

グレートガールズは予定通り自動降格となるのか、入れ替え戦に回るのかまだ情報は入ってきていないが、やはり今季の失点が77点と7位sunkisstの3倍以上となっている。また試合によってベンチ入りメンバーも少ない事もあり、まずはメンバーの安定化と守備の整備が必須だろう。

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FUNの全勝優勝で終わった今季の東京都フットサルリーグ1部。開幕当初は得失点差でうー魚が走っていたが、第8節にうー魚が敗れてから1位をの座についた。関東女子フットサルプレリーグ等もこなしながらの価値ある優勝。特定の選手に頼らない「全員フットサル」は勝利を挙げながらチームの底上げを図る事ができた。同じ優勝でも昨年とは質が違うと言える

2年連続2位となったうー魚は新加入選手を加えた陣容はリーグ屈指でベンチ入りできないメンバーもいるほどだったが、夏過ぎから急激に調子を落としてしまった。本来は全勝で最終節にFUNとやりたかっただろう。来季はもう一度チーム作りが必要だろうか。

3位は過去最高位のForest ANNEX。第1回から参戦している老舗チームで決してうまいとうならせるチームカラーではないが、気持ちのこもった試合 を見せる。一時は選手も減って成績が振るわないシーズンもあったが、現在はベンチ入りできないメンバーもいる程でチームワークの良さはリーグでも随 一。OBも練習を手伝うと聞いており、選手、関係者が一致団結した結果が過去最高の成績を残せた大きな要因だろう。来季の飛躍が期待される。

4位は3勝2敗2分のASV PESCADOLA MACHIDA Bailarinas。勝ちきれなかった2分が響き4位に留まった。開幕当初はベンチ入りメンバーも少なかったが徐々に増えていった。しかし反比例して成績が伸び悩み最終節でForest ANNEXに交わされてしまった。先進的なフットサルを展開するだけに戦術の浸透が必要だろう。

5位はCAFURINGA BOYS東久留米。開幕当初はベンチ入りが5人という試合もあり苦しんだが徐々にメンバーが増え、それに比例して調子も上がっていった。男子チーム同様、シンプルにボールをまわして1対1の場面を作り勝負するスタイル。個々の能力も高く来季は優勝争いに加わりたい。

6位にはFuchu Athletic Ladies。昨年7位だったがGALOの脱退を考慮すると昨年と同じポジションか。しかし⑦森田の復帰は関係者を喜ばせた。昨年と比べて得失点差が改善されたが真価が問われるのは来季だろう。徐々にではあるがチーム力は付いてきているのは間違いない。

7位はthe sunkisst。昨年は入替え戦で十条FCレディースをかわして1部残留を決めたsunkisstだったが、戦い方はいたってシンプル。個々の能力を最大限に生かすスタイル。昨季と比べて失点数は減ったものの得点数も下がってしまった。最終節までは3点しか取れず最下位グレートガールズよりも少なかった。各チームに研究されていて壁を感じている時期かもしれない。個々の能力を生かす戦術への取り組みが来季のカギか。

8位グレートガールズは1試合平均11点と1部の攻撃力に守備が崩壊してしまった。自動降格となるのか入替え戦に回るのかは未定だが、非凡な攻撃力を持つチームだけに、まずはメンバーの拡充と守備の整備が必要だろう。

既に退団、移籍、監督・コーチ交代なども噂レベルで聞こえてくる。来季の開幕までにどのように体力、戦力を整える事ができるかが大きな鍵となる。来季の準備は刻々と進んでいる。

Forest ANNEX 2-1 Fuchu Athletic Ladies

 

優勝争いにも加われず、降格争いにも巻き込まれなかった両チームにはそれでもモチベーションがあった。Forest ANNEXは勝利すれば東京都リーグ過去最高位の3位の座を得る事ができる。また府中には途中からスペインから帰国した日本代表の藤田選手が加入しチームに良い影響を与えていると聞いている。しかし残念ながらこの日藤田選手はコーチとしてベンチ入りするに留まりプレーを見る事ができなかった。

立ち上がりはいつものように序盤の守備ラインを引き気味にする。それに対して府中はじっくりとボールを回してForestの隙を伺う。Forestはボールを奪ってからの早い攻撃を試みるが前に急ぎすぎてカットされ、逆にカウンターをくらう場面もあり、前半の中盤は府中がペースを握る。前半はこう着状態のまま終了するのかと思われた前半11分Forestは右サイドを突破し左サイドの⑦小川選手へ。DFとの一対一を右アウトサイドで中央へカットイン。少し足元から離れた所に後ろから走ってきた③鳥井選手がシュートを放ち見事にカウンターが決まる。府中が押し気味だっただけに良い時間帯に点を入れる事ができた。

後半は立ち上がりから府中ペース。特にシュートへの意識が強く後半3分にゴール前の至近距離で立て続けに3本の決定的なシュートを放ったがForestのGK②太田選手がことごとくこれをセーブ。観客席からも歓声と拍手が沸きあがった。その猛攻を凌ぐとForestにチャンスが訪れた。ハーフウェイライン付近でこぼれ球を日取ったForest⑧夏迫選手がディフェンス2人を書き分けるようにドリブル突破しGKとの1対1を冷静に右足インサイドで流し込み追加点を上げ、2点差とした。府中はここから怒涛の反撃を見せ後半5分に右サイドのパラレラから⑰日比野選手が体を倒しながら放った角度の無い所からの右足シュートはGKの脇を抜けてゆっくりとゴールに吸い込まれていった。1点差となってからはForestは徹底的にリスクを排除しロングボールを主体に攻撃を組み立てる。府中は多少遠目からでもシュートを選択し積極的な姿勢を見せるがまたもやForestGK②太田選手の好セーブと集中したForestの守備に阻まれる。時間は刻々と流れ2-1のタイムアップとなり今季東京都女子1部リーグ最終試合となる試合は”気持ち”で戦ったForest ANNEXが勝利した。

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