新聞の最新情報バックナンバープリント 東京フットガールズ2011年1月25日(火曜日)

東京フットガールズ

  • 125日 火曜日
■発行・編集:株式会社スポーツリンクアンドシェア

1部と同様に連戦となった第2節も5/2(日)は1部と同じ会場で開催された。第2節で全チームが今季のリーグ戦の試合をこなす事となり、GW中という特殊事情もあるだろうがチームの概要が判明してくるはず。今季の優勝争いの様相も見えてくるかもしれない。

 

<試合結果>

フェニックス☆サンゴ 1-7 early.f.t

MANA CAMISA 1-5 SUGINAMI FANTASISTA

BALLENA BLANCA 城北レディース 1-7 Club Atletico Evolution Herman

 

念願の2部参入を果たし、初試合となったearly.f.tが登場し初勝利を挙げた。積年のうっ憤を晴らすが如く元気にピッチで戦う姿は活気溢れるもので、力強さも感じさせるものだった。SUGINAMI FANTASISTAは昨日とまた違った顔を見せ圧勝を飾った。若さと個の力を武器にするチームは本当に不気味な存在とも言える。Club Atletico Evolution Hermanは今季初勝利で片目を開ける事ができた。注目の第3節はしばらく間が開き6/27(日)に都内体育館で2試合が行われる。

順位表

順位
チーム

勝点

試合数

得点

失点

得失点

1

SUGINAMI FANTASISTA 6 2 2 0 0 14 2 12

2

early.f.t 3 1 1 0 0 7 1 6

3

Club Atletico Evolution Herman 3 2 1 1 0 7 2 5

4

FUGA Ladies 3 1 1 0 0 4 0 4

5

MANA CAMISA 3 2 1 1 0 2 5 -3

6

十条FCレディース 0 1 0 1 0 0 4 -4

7

フェニックス☆サンゴ 0 1 0 1 0 1 7 -6

8

BALLENA BLANCA 城北レディース 0 2 0 2 0 2 16 -14
 

MANA CAMISA 1-5 SUGINAMI FANTASISTA

 

さて試合序盤、昨日の勝利で波に乗るMANA CAMISAが丁寧にボールをつないで主導権を握る。やや引き気味に陣取るだったSUGINAMI FANTASISTA(以下杉並)だったが、自陣へ入ってくるボールには厳しく寄せて諦めずに足を伸ばす出す事でボールをひっかけてMANA CAMISAの攻撃をカットしていった。なかなかシュートが打てないMANA CAMISAはパスがずれる等して徐々にリズムを崩してしまう。すると前半5分に⑥倉持杏選手が自陣から思い切り放ったロングシュートは糸を引くように左上に決まった。キック力といい、コースといい見事なゴールに盛り上がる杉並ベンチ。あっけにとられるMANA CAMISAに足して畳み込むように杉並の攻撃が襲いかかる。6分にも⑥倉持杏選手がセンターライン付近でカットして素早くシュートを放ちこれもゴールへと吸い込まれていった。ゴールが見えたら打つというシンプルなプレーを選択した事が良い結果として表れたが、それができるだけの実力があっての事。末恐ろしい中学生だ。9分にも⑥倉持杏選手が右サイドからミドルシュートを叩きこんで前半だけでハットトリックを達成。完全に杉並にペースを掴まれる形になったが、前半残り2秒でMANA CAMISAが1点を変えす。右サイドワンツーで抜け出た⑬丸山久選手がスライディングシュートを打つとGKに当たりながらもゴールへ吸い込まれていった。⑬丸山久選手が抜け出た時に逆サイドの選手がパスを要求する声を出した。それを聞いたディフェンスが一瞬迷い寄せが遅れた事がゴールにつながったように見えた。よくフットサルは声が大事と言われるが、まさに具現化された例となった。

 

後半に入ってMANA CAMISAがボールを保持しながらもパスの出し手とのタイミングでマイボールを失ってしまったり、ボールを止めてから次のプレイを考えるなどする事で杉並が守りやすくなった感があった。ボールは回せても固定のポジションで回すだけで抜けたりPivo当てする訳でもなくシュートの打つ人がほぼ決まっている感があり、寄せがしやすくなったようだった。序盤は落ち着いた試合だったが、中盤以降杉並が攻勢を強め、後半8分に杉並⑱衣川選手がゴール前の競い合いから押し込んで追加点を取りほぼ試合を決めると後半残り5秒にまたしても⑥倉持杏選手がこの日4点目となるロングシュートを叩き込み5-1として試合を締めくくった。

 

杉並は昨日と少しメンバーが変わっていた。関係者に聞いてみると昨日はU-15のサッカー大会と日程が被ってしまい参加できなかった様子。元々地域 の女子サッカー選手を集めてフットサルの場を提供おり、下は中学生から上は大学生までの選手を集めてリーグ戦にに参戦しているようだ。チームとしての活動の機 会は少ないようだが、東京都女子フットサルリーグという場所で地域が一つになって戦う場を提供している事は非常に意義がある事だと感じると共に関係者の尽 力に敬意を表したいと思います。

MANA CAMISAはシュートがほとんど長めのシュートレンジからの失点だった事を考えると、あまり負けた気がしないというのが本音かもしれない。しかし同様のパターンで失点を重ねた事を考えるとこの試合のキーマンとなった⑥倉持杏選手へのマークを強めるなど修正も必要だったはず。その様子は見れたが巧みなボールコントロールとキープ力で思うようにマークしきれなかった事を考えると⑥倉持杏選手の才能を素直に認めなくてはならないだろう。しかしフットサルは組織スポーツ。チームのエースの力を最大限に生かした杉並に対してMANA CAMISAが敗者となった事はチームとして機能していたかを考える必要があるはず。実力と経験を兼ね揃える選手が多いMANA CAMISAだけにすぐに修正してくるだろう。フットサルには切り替えがとても大事なスポーツなのだから。

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フェニックス☆サンゴ 1-7 early.f.t

 

実はearly.f.tにとっては念願の2部参入。2部参入の本命と思われながらも2度2部リーグ参入に失敗。民間の大会では結果を出していながらも涙を飲んでいたearly.f.tだった。そのearly.f.tは2部の試合を楽しむかのように序盤から攻勢に出る。すると前半2分、2部初得点を⑭広瀬選手が奪い先制。続く3分にも⑩藤波選手が右サイドから思い切ってシュートを放つとディフェンスに当たったもののコロコロとゴールへ転がって行った。正に勢いを象徴するかのようなゴールだった。いきなり防戦に回ったフェニックス☆サンゴ(以下サンゴ)だったが、すぐさま反撃に転じ4分に今季新加入の樋口選手のミドルシュートで1点を返す。しかしearly.f.tも直後に⑨須部選手が中央ドリブルから右へ持ち出し豪快に振り抜くとボールはゴールへ吸い込まれていった。その後ゲームは少し落ち着いた感もあるが、ボールキープは以前early.f.tが主導権を握り、キックインからのシュート等でサンゴを押し込んでいく。サンゴはなかなか自陣から出る事ができないまま前半を終える事となった。

 

後半に入ってもearly.f.tは攻勢を強めるものの徐々に攻撃に慣れた感もあり冷静に攻撃を跳ね返せるようになる。なかなかシュートを打つ事はできずにいたが、GK①横川選手のロングスローで相手ゴール前へボールを供給して攻撃を組み立てる。次の点が入ったのは後半6分に⑦松永選手が低めのロングキックをゴール前に供給するとサンゴディフェンスの足に当たり不運にもオウンゴールとなってしまった。これでまた勢いに乗ったearry.f.tは後半9分にフィクソとの1対1を抜き去って放ったシュートで、更に10分⑭広瀬選手へのPivo当てに走り込んで放ったシュートをいずれも⑧西川選手が確実に決めてほぼゲームを決めてしまった。更にearly.f.tは11分に本日2点目のオウンゴールで加点し終わってみれば7-1のスコアで2部初戦を快勝した。

 

early.f.tは今季選手も増えた模様で常にゲームの主導権を握っていた事もあり、ベンチも非常に活気づいておりとても良い雰囲気でゲームに入れていた。この調子だと優勝争いに絡んでくる事も充分考えられる。昨年も2部参入初年度のデルソーレ中野レディースが一気に1部へと駆け上がっていった。そんな事が今年も現実となるかもしれないと感じさせる程の内容だった。

一方のサンゴは大量得点差となってしまったが、試合が終わった後にはいつも通りチーム全員でにこやかにハイタッチ。「試合に負けたけど今日はお疲れ様。今日もフットサル楽しめたね」そんな気持ちがこもっているハイタッチだ。そこには敗者であるにも関わらず爽やかさがある。賛否両論あるかもしれないが、この光景、筆者はとても好きな場面でもある。

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<十条FCレディース>

昨季不運なな減点で1部昇格の権利を失ってしまった十条は一部主力選手が抜けているようだ。しかし若い選手が積極的に試合に起用されており、個の力を中心として戦うチームだけに若手の伸び代をは期待大だろう。チームをまとめる⑦藤村選手をフィクソにいるが、前のスペースへ侵入した際に得点の匂いがする。

 

<フェニックス☆サンゴ>

好守速攻の戦術を見せるこのチーム、 昨季のメンバーからは丸山選手、江田選手が同じ2部のMANA CAMISAに移籍。新入団選手としては34番樋口選手等が加入。34番樋口選手は早速第2節でも得点を挙げ中心選手として活躍をしていた。まだ今後加入する選手がいるとの情報もある。注目は日本代表コーチでもある④石森選手はもちろんの事、GK①横川選手のロングスローは劣勢を一気に攻勢に転ずる事のできる大きな武器だ。

 

<SUGINAMI・FANTASISTA>

登録選手数が多く、試合によって出場選手が変わる可能性のあるこのチームは個の力と判断力を基にして戦うチーム。実際に1節と2節では選手の顔ぶれが変わっていた。注目は何と言っても⑥倉持選手。まだ中学生ながら大人の選手を相手に堂々と渡り合う姿には既に大物の片鱗さえ見える。

 

<Club Atletico Evolution Herman>

メンバーが固定している感のあるチームだが、昨季中心選手として長い時間ピッチに立っていた猿子選手が府中アスレティックレディースへ移籍。監督が一昨年指揮を執った渡辺監督が復帰。監督を中心としてフットサルを楽しむ姿勢が見えるチーム。前線で⑳佐藤選手が自由に動き回り、最後尾で⑪山下選手が引き締める。選出も豊富でフットサルをしようとするチームだ。

 

<MANA CAMISA>

昨季は結果の出なかったが、監督が交代し今まで以上にフットサルの動きを徹底している様子。フェニックス☆サンゴから1部経験のある⑬山久選手と⑤江田選手が加入し安定感が増している事は確か。ポイントゲッターは⑰丸山かおり選手。長い手足を生かしたダイナミックなシュートフォームから放たれるシュートは強烈で相手チームの脅威となるだろう。

 

<BALLENA BLANCA 城北レディース>

昨季無念の最下位となってしまったが、今季は心機一転ユニフォームを一新し挑んだ今季だが、開幕2連敗と苦しい状況が続いている。何とかメンバーを安定させて戦い方を磨いていきたい所だろう。

BALLENA BLANCA 城北レディース 1-7 Club Atletico Evolution Hermanas

 

両チームとも前日の開幕節で星を落としたチーム同士の対戦。特にEvolucion Hermanas(以下Evolucion)は先制点を取られた後に何度も相手ゴール前へ押し込んだものの得点を奪えないままの敗戦となっただけにまずは得点を取りたいと望んだ第2節。Evolucionは試合開始直後から攻め続け待望の先制点を奪う事に成功する。⑧竹内選手が右サイドを突破し折り返しを⑪山下選手が押し込んだ。続いて同じような形で⑳佐藤選手の右サイド突破から折り返しを⑬松永選手が押し込んだ。まるでリプレイを見ているかのような2点だった。BALLENA BLANCA 城北レディース(以下城北)は今日もベンチ入り6人と苦しい状況だったが前半3分に⑱佐藤選手が前からボールを追いかけ奪うと思い切りゴールへ叩き込んだ。しかし城北は今日もなかなかパスがつながらずドリブル突破やロングボールで距離を稼ぐ戦いぶり。それを見たEvolucionは前からのプレスを強め、奪ってから早めにシュートを打つ事で確実に得点を重ねる事に成功する。4分には左サイドでボールを受けた⑪山下選手がトラップしてすぐにシュートを放ちGKの虚を付いてニアサイドに決まる。続く7分には⑳佐藤選手が右サイドをドリブルで駆け上がり低い弾道のシュートでゴールネットを揺らした。前半はEvolucionが3点差をつけて折り返す事となった。

 

後半に入ってもEvolucionの攻勢は変わらず、特に⑳佐藤選手が躍進する。後半3分には左サイドから中央に切り込んでからの右足シュート、更に4分には相手パスをカットして冷静に流し込み、更に11分にはダメ押しのゴールを城北ゴールへ叩き込み今日4得点を加点する活躍を見せた。個々の力で突破する城北に対してリズムを崩す時間帯もあったが、そのいった際にはベンチの渡辺監督から「ツータッチで!丁寧に!、逆サイド見てー!」等の声が飛びまたリズムを引き寄せる。後半の中盤以降は6名で戦ってきた影響か城北疲れが見え、得点差もあった事から城北が攻撃に時間を割けなかった事もあり、終わってみれば6点差でEvolucionが今季初勝利を飾った。

城北は昨日に引き続いて6名しかベンチ入りメンバーがいなかった。この2連戦は不本意な試合となっただろう。まずはメンバーを揃える事が先決だろうか。昨季は2部リーグ最下位となりオープンリーグへの降格の可能性もあっただけに何とか戦力を揃えてリーグを盛り上げてもらいたいところだ。

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