新聞の最新情報バックナンバープリント 関東レディース2011年1月25日(火曜日)

関東レディース

  • 125日 火曜日
■発行・編集:株式会社スポーツリンクアンドシェア

まだお盆期間中とも言える8/15(日)、栃木市総合体育館で関東フットサルリーグ女子4日目が開催された。この日栃木市は35℃を超える猛暑。それに重ねて体育館には空調施設がなく、この日オフィシャルを担当したボルボレッタフットサルとFFCエストレーラノーボ埼玉以外のチームは2試合をしなくてはならないという過酷な条件。関東フットサルリーグ女子はセントラル開催の際は6試合が開催され、2チームがオ フィシャルを約半分ずつ担当し、残りの5チームは2試合ずつをこなす方式で開催される。

お盆という時期的にもメンバーが揃いずらい環境ではあったが、猛暑を吹き飛ばすような内容の濃い6試合を見せてくれた。

 

 

<試合結果>

FFCエストレーラノーボ埼玉0-2ファンレディース

マルバラガッツァ1-4セウパレータA&S

バルドラール浦安ラスボニータス6-2アマレーロ峰FC

セウパレータA&S2-7ファンレディース

ボルボレッタフットサル2-3アマレーロ峰FC

マルバラガッツァ0-6バルドラール浦安ラスボニータス


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マルバラガッツァ1-4セウパレータA&S

 

試合開始直後、フィジカルを生かしてマルバラガッツァ(以下malva)が一気にセウパレータA&S(以下ceu paleta)ゴール前に攻め込む。しかしこの攻撃をいなしたceu paletaは前半1分⑳宇津木恵選手がゴール前でパスを受けるとディフェンスが寄せる前に素早くトゥーキックで放ったシュートが決まった。ceu paletaは自陣に引き気味にしているmalvaに対してダイヤモンドの形でほぼポジションを固定してパスを回し、チャンスと見るや縦へボールを入れたり、サイドを突破してゴール前に迫る時は一気に押し上げられ、攻撃に厚みが出ていた。しかしmalvaは前半8分にルーズボールをキープしようとceu paletaの選手が体を入れた所を諦めずに追いかけ、ボール奪取に成功。一気にペナルティエリアへ侵入した所を後ろからスライディングで止められ、PKを獲得。警告というジャッジだったが、一発退場になりかねないファールだった。このPKのチャンスを冷静に②土屋選手が決めて同点に追いついた。

一気に勢いづくmalvaは寄せを素早くするが、ceu paletaもボールを早く放す事で対応。反撃は前半10分⑳宇津木恵選手が右サイドからのキックインをゴール前にシュートパス。これをディフェンスの死角からゴール前に走り込みダイレクトで合わせた。更に15分、⑬間瀬選手が左サイドでパスを受けて素早く放ったゥーキックがゴールに突き刺さりceu paleta2点リードで前半を折り返した。

 

後半ceu paletaは⑳宇津木恵選手のいきなりの得点で3点差としセーフティリードを保った。引き気味のmalvaはカウンターのチャンスを伺うが、素早いceu paletaの戻りに苦戦しゴール前に攻め込めないでした。ドリブルを得意とするmalvaに複数で対応して1対1を作らせないような作戦だったように見える 。逆の角度から見るとmalvaの攻撃に厚みがなく、単発に終わっている事を物語っていた。ceu paletaもいつもは選手起用に偏りがちだったが、この日はこまめに交代を行いながらも主導権を譲らずチーム全体の勝利と言えた。malvaは諦めずにボールを奪いに行く姿勢や前を向いて勝負をしようという気持ちは評価できるが、組織としての守備、攻撃に取り組むと、もうワンランク上の戦い方ができるのではと感じた。

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FFCエストレーラノーボ埼玉0-2ファンレディース

 

初の対戦となるこの試合、公式戦はもちろん民間の大会でも相対する事がなかったようだ。ファンレディース(以下FUN)はGK手塚選手、⑥宇津木選手、⑨四宮選手、⑮小出選手という布陣。対するFFCエストレーラノーボ埼玉(以下エストレーラ)はGK①神山選手、②塚越選手、③杉山選手、⑭田村選手が先発。

試合序盤からFUNがクワトロの形でボールを回し、サイの形を活用しサイド深くにボールを入れる形を狙う。エストレーラはそんなFUNのボール回しに対応し必死に体を寄せて攻撃を防ぐ。なかなか攻撃の形を作れないエストレーラはGKからのロングスローを多用しサイドで起点を作り押し上げを図る。FUNも交代でコートに送られてきた⑪多々良選手が左サイドのドリブルから何度かシュートを放ち積極性を見せる。時にPivo当てをしたり、サイドを使ったりとバリエーション豊富な攻撃を見せるが、素早い寄せでチャンスを逸してしまう。エストレーラも前線収まる時もあるが、リスクを冒してまで攻め上がらない為、シュートを放つものの決定機とまでは行かなかった。徐々にFUNが前プレをしかけはじめた前半14分FUN⑩中島選手が右サイドをシザースフェイントで突破すると角度がない場所からシュート。これがGKの股を抜いてゴールに決まり待望の先制点を挙げた。守備のラインを気にし、コンパクトな守備を心がけていたエストレーラだったが、最後は個の力でねじ込んだ。

 

後半に入ると更にFUNがボールを支配する。エストレーラは守備ラインをハーフ付近に置いて中央に絞り気味に陣取る。エストレーラはボールを奪うと⑭田村選手がシンプルにボールを捌いて前線に張る⑧大澤選手へボールを供給しシュートまで持っていきたい所だが、攻撃に厚みがない為、素早い囲い込みでシュートを打たせない。FUNはコンパクトな守備に手こずりながらも後半14分に相手陣地でボールを奪い2対1の場面を作ると⑥宇津木選手が冷静にファーサイドの⑮小出選手にラストパスを送り、これを決めて2点差とした。FUNはエストレーラの守備に苦しみながらも2-0で退け、初対決を制した。

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セウパレータA&S2-7ファンレディース

 

ceu paletaの先発はGK①江口選手、②宇津木有選手、⑩工藤選手、⑬間瀬選手、⑳宇津木恵選手。FUNはGK①手塚選手、⑥宇津木選手、⑨四宮選手、⑩中島選手、⑮小出選手という布陣で相対した。FUNがパスを回しシュートもまで持ち込むがceu paletaが我慢強く防ぐという構図が展開され、ceu paletaはこの日1試合目のmalva相手にできていたパス回しもFUNには通用せず、味方に様々な要求をする場面が多く見られた。しかし先制点は前半8分ceu paleta⑳宇津木選手がゴールを奪った。右サイドのキックインをロビング気味にゴール前に供給このパスがやや前に位置していたGKの頭上を越えゴールに吸い込まれていった。不意を突かれた形となったFUNだったが、続く9分に中島選手がファー詰めでゴールを奪い同点に追いつく。更に13分、⑩中島選手が左サイドから中央にカットインして第2PKスポット付近に侵入すると右足でパスゴール前にパスするとこれをファーサイドで⑮小出選手が合わせて逆転に成功した。ceu paletaはFUNが時折行う前プレに対してパス回しを封じられ、途中からは前線へ蹴り込んでしまう等してマイボールを失っていった。

 

後半に入り3分に右サイドでFUNが得たフリーキックからのセットプレイで⑮小出選手がゴールを決めて追加点を奪う。しかしすぐさまceu paletaが⑫杉本選手の泥臭いゴールで再び1点差とする。その後しばらくこう着状態が続くが、追いつくために後半5分頃からceu paletaが⑬間瀬選手をGKにしてパワープレイを開始した。しかしこのパワープレイが拮抗した試合のリズムを変える事になった。この後FUNは後半5分に⑩中島選手、6分にも⑥宇津木選手がボールを奪い、ceu paletaの無人のゴールへロングシュートを立て続けに決めた。途中からceu paletaはゴールキーパーを②宇津木有選手に交代しパワープレイを続けるが、リプレイするかのようにパワープレイからボールを奪い、⑩中島選手が無人のゴールへ決め、更に後半9分に⑨四宮選手が決めた。再度ゴールキーパーを⑬間瀬選手に変更してパワープレイを続けたが、決定機は作れず7-2のスコアでFUNが勝利を挙げた。

勝負のあやとなったのはまさにceu paletaのパワープレイだった事は間違いない。確かに人数を一人多くしてパスを回せるだけに数的優位を作り出せるが、リスクが高いのも事実。過去にceu paletaはパワープレイが成功して試合をものにしており、決して完成度の低いパワープレイではない。むしろパワープレイに冷静に対応し加点したFUNを称えるべきかもしれない。

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バルドラール浦安6-2アマレーロ峰FC


試合開始直後にいきなりの先制点は生まれた。前半0分というよりもキックオフ直後、バルドラール浦安(以下浦安)⑧岡林が左サイドを攻め上がり、得意の左足を振り抜くとGKが動けない豪快なシュートがゴールに突き刺さった。更に同じく前半1分⑪吉川のトゥーキックのシュートも決まりアマレーロ峰FC(以下峰)はいきなり2点のビハインドを背負う。浦安は高い連動制でボールを回し峰守備陣を振り回していた。峰の攻撃はサイドでの仕掛けるもののスペースをカバーされ、無理に攻める事で逆にカウンターをくらう事もあり、やや停滞感を見せていた。しかし前半3分に左サイドからのキックインの落としを峰⑧坂本選手がファーへシュートパスを供給するとファーサイドで⑩宮川選手が決めた。ジャストタイミングでのファー詰めは高いレベルで分かり合っている二人だからこその得点とも言える。この得点で盛り返したい峰だったが、すぐさま浦安⑪吉川選手のヘディングシュートが決まり2点差とした。これ以上点差を離されたくなかった峰は前半7分にシュートのこぼれ球を角度の少ない所から⑧坂本選手がシュートを決め再び1点差に追い上げた。前半浦安に主導権を握られた峰だったが、徐々に本来の姿を取り戻し、少ないパス交換から隙を突いてシュートまで持ち込む等、持ち味を見せていた。

 

後半の次の1点はどちらも取りたい得点だったが、これを奪ったのは浦安だった。後半1分浦安⑬阿部選手が相手ボールを奪うと相手ディフェンスの間を掻き分けるようにゴール前へドリブル突破し右足のシュートでゴールを奪った。続く後半3分にも浦安⑤竹澤選手がファーサイドでスライディングシュートを決めて4点差とし、更に⑬阿部選手が左サイドを突破してからの右足トゥーキックが決まり6-1とした。この日阿部選手はドリブル突破が冴えまくり、分かっているもののサイドを縦突破を止められない峰だった。浦安は時折前プレをかけると峰は慌ててしまい、ベンチからも再三「慌てるな!」という指示が飛んでいた。峰は流れの中からのフィニッシュが打てない状況であり、キックインからのシュートであと一歩までゴールに迫るものの集中した守備を見せる浦安を崩せないでいた。後半残り3分位から浦安は⑤岩崎選手をGKにして勝っているにも関わらずパワープレイを選択。峰がかなり引いていた事もあるが、30本以上のパスが回るなどし、残り時間を掌握しタイムアップのブザーを聞いた。

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