新聞の最新情報バックナンバープリント 関東レディース2011年1月25日(火曜日)

関東レディース

  • 125日 火曜日
■発行・編集:株式会社スポーツリンクアンドシェア

2010年度第7回埼玉県女子フットサルリーグが4/10(土)春日部市民体育館で開幕した。3月13~14日に宮代町総合体育館で行われた参入戦は観戦したが筆者にとって埼玉県女子フットサルリーグを観戦するのは初めてであり、唯一観戦した事のあるチームは昨年関東女子フットサルプレリーグに出場していた際のdolce da donnaのみ。昨年は総当たりリーグ戦を行った後、上位リーグ、下位リーグに分けてリーグ戦が行われ順位が決定された。昨年上位リーグはFFC Estrela NOVO埼玉が優勝し今年度より正式に開催される関東女子フットサルリーグへ昇格となった。今年は昨年から引き続き参加の7チームと新規参入の4チームを加えた計11チームで開催される。昨年の上位リーグチームが優勝争いの中心である事は予想できるが、新規参入組で注目のAventura、武蔵丘短期大学がどうからんでくるのかとても気になるリーグである。

他に注目される事としては昨季まで15分のプレイングタイムだった試合時間が今季から20分プレイングタイムに変更された。国内で20分プレイングタイムで行われる試合は昨年度では全日本女子フットサル選手権決勝戦及び東海女子フットサルリーグ等、数えるほどしかない。しかもほぼ20m×40mのコートで開催される為、特定の選手に頼るチームでは1試合を通じて戦えず総合力が問われるリーグとも言える。

<試合結果>

dolce da donna 16-1 checio

り~ずなぶる。 12-0 Aventura Kawagichi

武蔵浦和FC 11-1 Fukaya

CHU-BAR 0-14 武蔵丘短期大学シエンシア

 

何と4試合共に10点差以上がつくという結果になるというやや大味の試合となってしまった。1試合目が終了した後に参入戦の際にいろいろと教えていただいたある選手から「今日は4試合ともこんな試合になりますよ。」と言われたのだがまさにその通りとなった。

いずれも昨年参加チームvs新規参入チームという構図になっていたが、新規参入組のAventura Kawaguchi、武蔵丘短期大学が勝利を挙げた。特に武蔵丘短期大学は昨年3位のCHU-BARに対して大差の完封勝ちしたのには驚かされた。今までの勢力図を塗り変える可能性は非常に高い。

次節は4/18(日)宮代町総合体育館で4試合が行われる予定。次節は昨年2位のdolce da donnaと武蔵丘短期大学が激突する。今後を占う意味でも重要な試合となりそうだ。

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dolce da donna

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chechio

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り~ずなぶる。

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Aventura Kawaguchi

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武蔵浦和FC

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Fukaya

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CHU-BAR

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武蔵丘短期大学

 

り~ずなぶる。 0-12 Aventura Kawaguchi

 

注目のAventura Kawaguchiの初陣となったこの試合、相手は昨年下位リーグで3位だったり~ずなぶる。Aventuraはベンチ入りした10名の中には先月末に高知県で行われた全国選抜女子フットサルの優勝メンバーだった渡辺選手と鹿毛選手の顔があった。それぞれ東京都女子フットサルリーグ1部のCAFURINGA BOYS東久留米、うー魚から移籍し前チームと同じ背番号を付けていた。ユニフォームには参入戦の時とは違い、複数のスポンサーが名を連ねている。そして少ないながらもサポーターが駆け付けていた。そんな観客席に目を移すと男女問わず、東京都フットサルリーグに所属する選手、他チームのサポーター等が新チームへの興味からか多く集まり観客席が賑わっていた。Aventura Kawaguchiはそれだけ注目度が高いチームなのだ。

注目の先発はGK⑫本多選手、⑤藤田選手、⑦西形選手、⑨佐藤選手、⑭小野選手の布陣。立ち上がりから引き気味に守るり~ずなぶるに対してAventuraが一方的にボールを支配。しかしり~ずなぶるGK⑳忍田選手が最後の砦として奮戦しゴールを割らせない。しかし前半4分⑤藤田選手がゴールを割ると続いて前半7分⑭小野選手の右足のシュートが決まった。やはり新チーム創設の構想を練った2人が最初の2点を飾るにふさわしいのだろう。その後Aventuraの猛攻が続くが、やはり⑳忍田選手の攻守があって必死に守るが、得点を与えてしまい前半を終わって5-0で折り返す。

後半になってもAventuraの猛攻は続き次々にゴールに陥れていく。Aventuraは決して前からプレスをかける様子はなかったが、り~ずなぶるはなかなかパスがつながらず相手陣内への侵入さえままならなかった。終わってみれば12-0という大差がついて試合終了のブザーが会場に鳴り響いた。Aventuraはフィールドプレイヤー9名中7名がゴールを奪い完封勝ちと幸先よいスタートを切った。ありきたりだが、当たり前の事を当たり前にする事の大切さを再認識させる、そんなAventuraの戦いぶりだった。まだチームとしての守備のセオリーの浸透にはまだ時間が必要かもしれないと思わせる場面も多々あり、課題のひとつと言えるだろう。

り~ずなぶるはAventuraに防戦一方となってしまったが、フリーキックからサインプレイを見せるなど意図を持って試合をしている様子は伺える。課題の多く出て知った試合とはなったものの今後の戦い方に注目したい。

 

Aventura Kawaguchi藤田選手兼監督の談話

-リーグ初戦完封での大勝おめでとうございます。

結果的には大差となりましたが、その中でも満足できない部分が多くあります。その課題を今後ひとつひとつ潰していきたいです。まだ合流したての選手もいるので全然練習が足りなていません。もっとチームとしての動き方を浸透させていきたいです。

-本日のベンチ入りは10名でしたが。

今日は登録の関係等でベンチ入りできない選手が2名います。人材的には充実してきました。若い選手に経験を伝えながら一緒にレベルアップを図っていきたいと思います。

-参入戦の時にはなかったスポンサーがユニフォームに着きましたね。

まだ男子のサッカーとの包括でスポンサードしていただいています。今後は女子フットサルだけのスポンサーも開拓し環境を整えていきたいと思います。

 

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dolce da donna 12-1 chechio

 

試合開始直後いきなりのchechioの先制点に会場がどよめいた。今年優勝候補の最右翼とも言えるチームから新規参入チーム開始20秒でうばったゴールは意外だった。得点に盛り上がるchechioベンチ。しかし慌てる事なく立て直しを図ったdolceは前半1分に⑰深田選手のゴールで同点に追いつくと前半4分にも⑰深田選手が得点し逆転に成功。更に加点し前半は計6-1で折り返す事となった。

後半に入ってもdolceの猛攻は更に凄味を増し、chechioは自陣にくぎ付けになってしまう。chechioはまだ初戦という事もあり実戦経験も少ないからか随所でマークや受け渡しのミスが起こり、dolceはそこを抜け目なく付いて次々と得点を奪っていく。多少無理に前線へボールを供給して相手ボールとなってしまってもこの広いコートではchechioがdolceゴール付近へとボールをつなぐ事ができずにまた押し込まれてしまう展開が続いた。最後chechioはパワープレイも試みたが得点は奪えず終わってみれば16-1という大差がついてしまった。dolceは⑪葛西選手が5得点、⑭坂本選手が4得点、⑰深田選手が3得点と3人もハットトリックを達成し攻撃力を見せつけた。

2試合目のハーフタイムに知人に挨拶をしようと観客席に上がっていった。そこでchechioの監督と選手がユニフォーム姿のままで作戦ボードを使ってミーティングを行っている姿を見た。時計を確認すると1試合目が終了して既に約1時間も経っていた。相当悔しかったのだろう。得点を取れたという収穫と破たんしてしまった守備。今日の悔しさを忘れずに前向きに練習を重ねていけば必ず結果は出るはず。ミーティングを行っている真剣な眼差しに少しグッときた筆者だった。

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CHU-BAR 0-14 武蔵丘短期大学

 

昨年上位リーグ3位となったCHU-BARと参入戦全勝という成績を残した武蔵丘女子短期大学との対戦。試合序盤から圧倒的に武蔵丘短大がボールを回しCHU-BARは自陣に張り付きとなってしまう。時折ボールへの寄せを早くするが、武蔵丘短大の早い判断と巧みなボールコントロールであっさりとかわしていまう。必死に守るCHU-BARだったが、先制点は不運にもオウンゴールとなり前半4分に武蔵丘短大が先制点を奪う。続く前半6分にもゴール前での細かなパス交換から⑨北上選手がゴールへ流し込み2点目を奪う。パス交換と言ってもフットサルのエイトやヘドンドといったものではなくほぼ固定の位置でダイレクトを中心にボールを回し隙をついて縦や裏にボールを供給するというスタイル。よくフットサルでは足元への早いパスでで相手の守備を混乱させて隙を着くというイメージが強い。見ている人によっては武蔵丘短大は「フットサルぽく無い」というのかもしれないが、これが充分通用しているのも事実だ。

CHU-BARは2-0となった後にGKと1対1の場面を迎えたが、GK⑲齋田選手の好守に会いチャンスを逃してしまう。前半8分には⑭萩原選手が第2PKやや後方より豪快なミドルシュートがゴールを奪う。剛柔の攻撃でCHU-BARの守備を翻弄する。CHU-BARも決してフィジカルが弱い訳ではなく体格的にそれほど大きな差はない。しかし競り合いからもなかなかボールが奪えない。その後守勢に回ってしまい武蔵丘短大の攻撃に対してクリアが精一杯となってしまう。前半は6-0という一方的な展開で終了した。

後半に入っても様相は変わらず、攻める武蔵丘短大、守るCHU-BARの形となり、ほぼCHU-BARの陣内での試合で試合は進み正にワンサイドゲームとなってしまった。武蔵丘短大は更に点差を広げ余裕が出てきたのか足元でボールを浮かしてトラップしたり、ヒールを使ったプレーなど魅せるプレーも出てきた。PKを獲得した際にはGK正面へ行ってしまったがトリッキーなラボーナを見せた。これらのプレーに賛否両論あるかもしれないが終わってみれば14-0、これだけの差を見せつけられてばぐうの音も出ない。見た感じではまだまだ本気を出しているようには見えない。末恐ろしさを感じるのは筆者だけではないはずだ。

 

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武蔵浦和FC 11-1 Fukaya

 

昨年上位リーグ4位の武蔵浦和FCと新規参入のFukayaの戦いは試合開始早々の前半1分武蔵浦和FC⑬伊藤選手のシュートで先制点を奪った。武蔵浦和FCはフィジカルに優れ素早い寄せでボールを奪い、そしてそのフィジカルを生かして前線でボールをキープする事ができる。特に⑪金野選手は長い手足を巧みに使い複数の敵に囲まれてもボールをキープしてシュートまで持っていく場面も何度か見せ、両足共に強烈なシュートを放っていた。

一方のFukayaは個の力を生かして勝機を見出そうと果敢にドリブル武蔵浦和FC陣内に攻め込むが、武蔵浦和FCの切り替えも早く、なかなかゴール前まで攻め込めない。それならばとパスを選択すがそれが読まれてしまい逆にカウンターをくらうという悪循環に陥ってしまい前半は7点を取られて前半を折り返した。

後半に入っても試合のペースは変わらないが、Fukayaが相手の戦い方にやや慣れてきた事と武蔵浦和FCの余裕が見られてきた事もあり、試合は前半に比べて小康状態になる時間帯もでてきた。Fukayaはカウンターから決定機を作る場面もあったが、得点を奪えずに後半を終了。スコアは後半に5点を加えた武蔵浦和FCがリーグ戦初戦は白星発信となった。

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