新聞の最新情報バックナンバープリント Jフロ通信2011年11月23日(水曜日)

Jフロ通信

  • 1123日 水曜日
■発行 J-フロンテッジセンター

camp_report.jpgJ-フロンテッジでは、今夏みんながひとまわり成長する場としてキャンプを3つ用意しました。3つのキャンプ合わせて総勢264名が参加してくれました。ここでは、8月10日(月)から2泊3日で開催された小学1・2年生対象の南房総キャンプをレポートいたします。
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今回のキャンプでは『心と体と技を磨こう』をテーマに、フットサルの実技の他に“心を育むプロジェクト”の一環として、「ビーチクリーン活動」や「目標設定シートの作成」など、子供たちの心技体の成長を総合的にサポートするプログラムを実施いたしました。キャンプ当日は初日から台風9号の影響で、大雨の中でのスタートとなってしまいましたが、体育館での実技トレーニングに変更するなど、全てのプログラムを滞りなく実施することが出来ました。そのような中で印象的だったのは、雨というコンディションの中、子供たちは積極的に楽しみながらプログラムにチャレンジしていたことです。2日目には、なんとフットサル日本代表監督のミゲル・ロドリゴ氏も見に来てくれ、サイン会を開いてくれるなど、たくさん子供達に触れ合ってくださいました。子供達も口々に「夢みたい~」と目を輝かせ喜んでいました。
また最も驚いたこととして、毎回数名出てしまう「ホームシック」も今回は1名もかかることなく、3日間を最後まで楽しく過ごすことができていたことです。「困ったことがあったときは、まずは自分の力で、そして仲間と協力して乗り越えよう。」というコーチの言葉を子供たちが実践してくれたのでしょう。解散場所でお母さんに会ったとき、安心感からか泣いてしまう子もいましたが、保護者の方からは、「たった3日間だけでしたが、少し頼もしくなって帰ってきた気がします。」とのお言葉も頂きました。このキャンプでの経験を自信とし、選手としても一人の人間としても、成長するひとつのきっかけにしてもらえれば幸いです。文:横田(J-フロンテッジ横浜金沢)

ota_clinic.jpgJ-フロンテッジでは「チームクリニック」を地域少年団にお邪魔して開催しています。チームクリニックは普段練習しているチームのグランドでJ-フロンテッジのトレーニングが体験できるので指導者や子供達からも好評を頂いております。J-フロンテッジでは決断力と技術を兼ね備えた選手の育成を目標にフットサルをベースにしたトレーニングを行っておりますが、チームクリニックではせっかくチームで練習ができるので「フットサルからサッカーへ」をテーマに、よりサッカーに繋がりゲームでも活きる“チームのためのトレーニング”を目指しています。普段スクールでやっているトレーニングをただ実践するのではなく、事前にチームとコミュニケーションを図り、そのチームに適したトレーニングを計画しています。スクールに通っていない子供達は普段と違うトレーニングで戸惑うこともありますが、毎回楽しみながら全力でプレーしてくれています。また指導者の皆様もありがたいことにメモをとりながら熱心に耳を傾けてくれる方も大勢います。以前指導者の方から「我々はサッカーを愛する仲間です。スクールとチームは形態こそ違いますが、子供がより成長するためには協力すべきだし互いに成長するべき」というお言葉を頂きました。本当にその通りだと感激しました。今後とも地域に根ざしたスクールを目指してJ-フロンテッジは活動していきます。チームクリニックにご興味のあるチームや指導者の方はお気軽にスクールまでお問い合わせください。
 

futsal_japan.jpgミゲル・ロドリゴ。フットサル日本代表監督。39歳のスペイン人。2児の父。選手としてスペイン国内リーグ2部チームで活躍。選手をしながらも監督としての視点を持ちたいと考え、常に「何故?」と考えながら取り組んでいたという。怪我で若くして引退。すぐに指導者を志した。その中でスペインのすごさを感じるのが、彼は子供の頃からフットサルしかやってきていないということ。スペインでは学校体育で小学生からフットサルが学校で取り組む種目として導入され、誰もが一度は触れるスポーツとして確立している。また彼は「文武両道」だ。一度は法律家となるべく勉強したが、フットサルへの愛情から体育学を学びなおした。スポーツとそれ以外のことの両立を当然のものとして取り組み、スポーツで凝固まっていない懐の深さに驚く。様々なスポーツへの関心・日本語の向上心も豊か。すでに代表でも練習中の声かけの70%は日本語でこなせるほどだ。こうした姿勢を持つ彼は、イタリアで5年、ロシアでも1年、世界的な強豪チームの監督として成功を納めてきた。今回、日本代表監督に就任する話と時を同じくしてスペイン最強チームの監督の打診を受けていたそうだ。彼の日本文化・風習に対する態度や、周囲の人々への接し方など学ぶことは多い。それは、彼の正義感・一貫性・強さと思いやり、人としての基本的価値観からくるようだ。先月北アフリカのリビアに遠征したが、その時も彼の深みを目の当たりにする出来事があった。(次号へ続く)文:小森(J-フロンテッジセンター)