ようやくカンボジアのフットサル界で、選手として出場出来た訳ですが、最下位のチームが予選グループ途中で棄権した事もあり、試合数が減ってしまいました。

また、Habitat FCは前節の負けで予選敗退が既に決定してしまいました。

最終節の対戦相手は、4位以上が進めるプレーオフを掛けて、勝たなければならないBlack Eagleというチーム。

現役プロサッカー選手はいないとの事でしたが、フットサル専属チームとして、CAMBODIAN FUTSAL CUP、Light Field Futsal Cup、そしてFutsal Christian Cupの3大大会すべてに出場経験があり、特に昨年のChristian Cupでは準優勝したらしく、なかなか良いチームでした。

 

対するHabitat FCは、負けられない相手に対して先制点を奪います。

その後目を覚ました相手に逆転され、前半を4-7で折り返しました。

ワンタッチやツータッチを多用し、ほとんど捕まえ切れないまま、ゴール前に侵入されるシーンが多かったです。

サイドで釣って、ボールウォッチャーになった逆サイドからフリーの選手が中に入って来る。

個人能力よりもチームの意思統一がされていて、良いフットサルをするなぁと感じました。

ゴレイロの私も、フィクソ(DF)が釣られるので、ゴールを飛びたして足で捌くシーンが多かったです。

 

しかし後半、「逃げ切れる」と相手が思っているのが躊躇でした。

横パスが増え始め、前半に見せていた流れる様なポジションチェンジをしなくなり、Habitatのひし形システムが上手くハマりました。

前半で飛ばしまくったツケが回って来たようでした。

後半はピンチらしいピンチが無かったので、私のポジションを3メートル上げ、フィクソの選手を前に押し出す。

前線で数的有利が作れますので、相手はますます攻められなくなる。

そしていつのまにやら逆転。

ここから相手が攻め直してきましたが、時間を使いながら試合を終わらせる事が出来ました。

 


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Light Field Futsal CupグループB第6節

Habitat FC 11-9 Black Eagle

グループ予選順位表

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HabitatはグループB6位で予選敗退となりましたが、Black Eagleは4位でプレーオフに進出しました。

大会はその後、グループA上位4チームとグループB上位4チームずつで準々決勝を行ったのですが、グループBの4チームがそのまま準決勝に勝ち上がりました。

決勝と3決の結果


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最終的に優勝したのはBlack Eagle

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カップを掲げている選手は、今までカンボジア見た中で、最も「フットサル」が上手い選手でした。

現役プロサッカー選手も多く参加したこの大会で、フットサル専属チームであるBrack Eagleが優勝したという事は、「フットサル」が「フットサル」で「サッカー」に勝った結果と言えるのかも知れません。

これからカンボジアのフットサル界も、リアルフットサル化して行くものと感じています。

 

3位決定戦は、現役プロサッカー選手やサッカーU19カンボジア代表をずらりと揃えるチーム同士の対戦。

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さすがにレベルが高かったです。

サッカーMETFONEリーグのシーズン中なので、フィジカルコンディションがかなり出来ていました。

左側の審判員は、カンボジアフットサル界の第1人者、Mr."Cambodian Futsal" Phyrum Khul.

 

個人的には2試合しか出場出来ず、チームも予選敗退となりましたが、プロ・アマ混じって行われる大会に選手として出場出来、優勝したチームには一応勝てたので、まあ良かったかなと思っています。

10月5,6,7日には、3大大会の残りひとつ、Futsal Christian Cupの予選リーグがありますので、先ずは予選突破を目指して頑張りたいと思います。

 


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参考リンク:筆者個人ブログ


 

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カンボジアのフットサル界には、3大大会と呼ばれるものがあります。


一つ目は、前回御紹介したCambodian Futsal Cup。

しかしこの大会は、カンボジア人しか出場が出来ないため、私のように「カンボジアのフットサル界に挑戦したい」者にとっては、見ている事しか出来ません。

 

二つ目の大きな大会は、Light Field Futsal Cup。

毎年、サッカーのMETFONEリーグと同時期の4月に開幕し、ほぼ毎週試合があり、6月まで開催されます。

この大会の主催は、大会名と同じ名前のフットサル場です。

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カンボジアで最も利用者が多く、「カンボジアフットサル界の聖地」と呼ぶにふさわしい知名度を誇ります。

FFC(カンボジアサッカー連盟)主催の大会ではないため、外国人をはじめ現役のプロサッカー選手(METFONEリーガー)が出場可能になります。

 

私はHabitat FCというカンボジアのフットサルチームの一員として、この大会に日本人として初めて出場しました。

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Habitat FCは、建設支援を通じて世界の貧困問題に寄与するNGO団体Habitatのカンボジア支部が母体です。

チームエンブレム

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(HabitatというNGO団体は、日本にも支部があるそうで、チームメイトから教えてもらって知りました。その後日本支部の方からメールを頂いた時には、あちらもこちらもびっくり。カンボジア支部に見学に来る事もあるそうです)

 

奇しくも震災に日本が揺れていた時期。私は日本人ですので、異国の地で日本人として初めて何かを達成できた事を、今でも誇りに感じています。

仮に日本に比べてレベルの落ちる国であったとしても。

(注:あくまでもフットサルのレベルの話です。悪しからず。)

 

全く伝手や知り合いがいない中では、チームを探して入りたい気持ちを伝えるのに苦労しました。

Habitat  FCに加入する少し前に、サッカーMETFONEリーグのPoliceというチームに練習参加していたので、プロ選手になりたいと勘違いされる事が多かったと記憶しています。

 

Light Field Futsal Cupは、参加16チームを8チームずつの2グループに分け、予選リーグを実施します。

各グループ上位4チームずつが決勝トーナメントに進出します。

 

私はHabitat FCに加入する事になった時点で骨折していたので、選手登録が遅くなりました。

完治して練習参加するようになってからは、すぐにレギュラーにしてもらえました。

 

予選グループも終盤の第5節が、私にとってカンボジアのフットサル界でのデビューとなりました。

少し大袈裟な言い方をしてしまうと、日本人にとってカンボジアのフットサル界デビューでもあります。

(注:言えば誰でも出場出来ます)

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相手のValentineには、サッカーのU19代表でもあるPoliceの選手達がいて、思わぬ再会となりました。

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Ravyは、9月にミャンマーで開催されたサッカーのAFF(東南アジアサッカー連盟)U19に、U19カンボジア代表選手のレギュラーとして参加。5か国中3位でグループ敗退したもの、カンボジアのサッカー史上初となる同年代での勝点獲得に大きく貢献。普段はサッカーのPoliceに所属、Cambodian Futsal Cup2010(前回の記事参照)準優勝メンバー。

 

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この10番の選手がフィクソ(ディフェンダー)だけど、足元の技術を持っているので、前目のポジションをやってほしいのが本音。

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(左)筆者。(右)キャプテンのPiseth。

チームで唯一、練習と試合の両方に欠かさず参加するキャプテン。家が近所なので、クメール語を教えてもらったり、ご飯を食べに連れて行ってもらったりしています。

 

フットサルはサッカー以上に攻守の切り替えが早いので、飛び抜けた能力よりも、マルチな素質が必要になります。

Habitatはフットサルというよりもミニサッカースタイルなので、「出待ち」の選手が多く、相手に易々とシュートを許します。

私はゴレイロ(ゴールキーパー)なので、味方選手とボールが重なって、シュートが見えない場面が多かったです。

勿論、相手が強かったという事もあります。

サッカーの場合はある程度の距離があるため、目測を測れますが、フットサルの場合は狭いコートの中を「ボールが飛び交う」ので、瞬間的な判断と切り替えと言った要素がより重要になります。

カンボジア人はその要素を持っている選手が多いので、磨けば光りそうな気がします。

国際ルールと同じく、20分プレイング(サッカーはランニング)タイムで行われたこの試合、5-13で敗れました。

相手がサッカーの年代別代表選手や、現役プロサッカー選手を揃えているセミプロチームである事、対してHabitatはNGOの仕事の傍らフットサルを楽しむアマチュアチームである事。

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この時点での順位(Valentineは2位、Habitatは6位)も考えると、結果は順当なものだったのかも知れません。

 

個人的にはアイフット広島の個人フットサルから1年ぶり、ゴレイロとしてはMAZDAカップ東広島リーグ杯以来1年以上ぶりの試合だった事もあり、途中で脱水症状が出始めたので代わってもらいました。

 

30本ぐらいシュート打たれて6失点に抑えたので、まあまあでした。

勿論勝ちたかったですけど、この悔しさを次にぶつければいいと思いながら、終了の笛を聞く事にしました。

 

次回へ続く・・・

 

参考リンク:選手として8~Light Field Futsal Cup出場

(筆者個人ブログ: 新カンボジアフットボールサポーターの活動記録)

 

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カンボジア最大の大会は、CAMBODIAN FUTSAL CUP

毎年10月から12月にかけて開催され、32チームがカンボジア一のフットサルチームを目指します。

2010年大会は、全試合がオリンピックスコンプレックスで行われました。

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ちなみに普段はこんな感じです。

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下地は普通にコンクリートです。

硬質なので、国際ルール上問題はありません。

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膝から落ちたら即怪我でしょう。

 

2009年まではHello Futsal Leagueという名称で、オリンピックスタジアム体育館で行われていましたが、大会メインスポンサーの交代に伴って現在の名称になり、会場も変更になりました。

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Helloは携帯電話会社の名前です。

いつから始まったのかは、私も知りません。2007年には存在していました。

 

FFC(カンボジアサッカー連盟)主催の大会なので、サッカー登録している選手(つまりプロサッカー選手)は出場出来ません。

何故か外国人も出場出来ません。

 

2010年大会の優勝はQBモバイル(白)。これまた携帯電話会社の名前です。

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準優勝のPoliceは、その名の通り警察のチームです。

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前列左の選手はサッカーの現役カンボジア代表で、後列左の選手は同じくサッカーのU19代表です。

フットサルのカンボジア代表は、ここ数年間活動していません。


PoliceはサッカーのMETFONEリーグでも活躍するチームですが、この年はサッカーA1(2部)リーグのチームだったので、フットサルのトップ登録が可能でした。

3位はFlying Bike。自転車の輸入販売会社で、プノンペン市内に2店舗を構えています。

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競技レベルは、皆さんが想像しているよりもはるかに高いと言えるでしょう。

個人個人で見れば、カンボジア人特有の「こねる」技術はかなり高いです。隣国のタイ同様に、小柄で細身だけど全身バネのようなカンボジア人の身体能力は、フットサルで活きそうな気もします。

局面での当たりはかなり激しいです。

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ただ、フットサルというよりはミニサッカー戦術のチームが多い印象を受けます。

流動的にポジションを変える、フットサル独特の戦術は、まだ見られません。

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 この度FUTSAL NET様にご協力いただきまして、こちらでカンボジアのフットサルを発信するブログを開始致しました。

「カンボジアにフットサルってあるの?」と思われる方が多いかとは思うのですが、あります。

仕事帰りや休日の余暇として、友達との話題として、確かに存在します。

つまり日本と同じです。

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私はHabitat FCというカンボジアのフットサルチームの一員として、仕事の傍らカンボジアでフットサルをしています。

首都のプノンペンには現在、人工芝のフットサル場が3か所、硬質のフットサル場が3か所あります。

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 トップシーンに関しては、FFC(カンボジアサッカー連盟)主催のCAMBODIAN FUTSAL CUPを頂点に、Light Field Futsal Cup、Futsal Chirstian Cupという3大大会が、それぞれ1年に1回開催されています。

課題を挙げると、子供の大会が無い事、通年形式でのリーグが無い事、代表チームがごく稀にしか編成されない事そしてプノンペンでしかフットサルが行われていない事。

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しかしこのような課題も、国の経済成長に伴って、少しずつ改善されていくのではなかろうかと思います。

 かつての日本のように。

競技面では、FFC主催以外の大会に現役プロサッカー(METFONEカンボジアリーグ)選手が参加するなど、想像以上にレベルが高いと思います。

今後はこのブログにて、フットサルを通じてカンボジアの新たな魅力を発信していきたいと思います。 

宜しくお願いします。

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著者プロフィール

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Suguru Yamaguchi
URL: http://age30cambodia.blog14.fc2.com/

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